変換候補を選ぶ必要ナシ
ガンガン入力できるAQUOS PHONE 104SH
AQUOS PHONE 104SHが今回のベスト。3回のテストすべてが2分台だった。文字種に関係なく書けるうえ、崩した字でも認識率は上々。前後の文字と関連付けて変換しているようなので、誤認識があったときも中途半端な位置で修正するより、文章単位で入力し直したほうが速い(たとえば返却の「却」が入力間違いをしたときに「却」だけを修正するのではなく、「返却」と書き直したほうが正確に変換されやすい)。
104SHとの差は画面の小ささ?
スムーズ入力では互角 LUMIX Phone 101P
LUMIX Phone 101Pは、104SHとは違うクイック手書きで、2文字ずつ入力できるように入力欄が固定表示されている。画面が4型で、4.5型の104SHと比べると小さく、入力欄も小さく感じるのが弱点だ。
ただ、入力はスムーズで、104SHと互角の書きやすさ。「訂正」キーがあり、他機種のカーソルキーと同じく一字だけ選択して変換し直す場合に使える。入力の流れの中でスムーズに使えるので細かな修正が得意。「。」「o」の書き分けが難しく、これもタイムロスにつながったように感じる。
フリック入力を超えることも!
手書き入力はメイン入力になりうる
AQUOS PHONE 104SHの手書き入力のスムーズさは驚きの一言。この端末の先進性はAndroid 4.0搭載だけではない。LUMIX Phone 101Pも非常にスムーズに使えていいのだが、104SHの場合は入力欄にスラスラ~っと書き続けられるので体感的にも速いという印象が特に強い。
前回のフリック入力によるテストと比べても、手書き入力はなかなか健闘した。これに予測変換を加えて使えば、手書き入力のほうが便利な場面も多そうだ。スマートフォン初心者は文字入力に苦労しがちだが、優秀な手書き入力を用意したスマートフォンもぜひ1度試していただきたい。
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