Xperia acro HDの手書きは初心者でも十分使える
問題は文字種の切替に戸惑うくらい
Xperia acro HDは、たった3回使っただけで4分台から2分台に短縮できたので、すぐに慣れる手書き入力といえる。戸惑ったのは前述したように文字種(「かな」「英字」「数字」)の切り替えくらい。他機種は違う種類の文字を混在して入力できるのに対し、切替に必要な時間でロスが生じた。
また本機は漢字の直接の入力には対応せず、かなから変換する。これは不便にも感じるが、画数の多い漢字を入力しなくて済むのは実は楽だ。ただし「や」「せ」の書き順を間違っていると、認識がイマイチになるのは気になった。
ARROWS ESはテンキーと手書き入力欄が融合
意外と誤操作は少なかった
ARROWS ESも3回使っている間に4分台から2分台に短縮した。テンキーの上に入力欄が表示される仕組みで、見た目の違和感はあるが、意外と誤入力や誤操作は少ない。これは手書きをどんどんササッと書いていくからのようで、手を止めてしまうとテンキー側が反応することがある。手書き入力時は一気に書いていくのがいいようだ。
システム的にテンキーもすぐに使えるので、イマイチ手書きがうまくいかない文字があるときはテンキーで入力するといいだろう。これはうまく使い分けることができれば、より便利になりそうだ。ただし今回のテストだけではそこまで慣れることはできず、ときどきテンキーを間違って押してしまうことがあった。
また他機種も同様だが、画数の多い漢字は誤変換が多いため、ひらがなを書いて変換したほうが時間を短縮できた。また、「。」はうまく変換できないため、これもテンキーで押したほうが速かった。
変換精度で劣るものの
一気に文字を書けるDIGNO
DIGNOは手書き入力欄が横に長いので、続けて文字を何字も書ける。何文字も書くと、認識精度が悪くなるが、かなや英字入力だけなら問題なかった。入力速度が伸び悩みなのは雑に書くと認識精度がイマイチなため。丁寧に入力するか、修正前提でどんどん書くかを選ばなければならない。自動変換やスクロール時間を速くすることもできるが、やはり時間短縮は難しい。
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