ピンクカラーを用いた春商品キャンペーンを展開
現在ビックカメラ 有楽町店では、「アップルで快適新生活スタート」キャンペーンを実施している。
Appleショップ独自の提案として、「学生生活応援セット」や「Macを始めようセット」を用意。プリンターやソフトウェアなどとの組み合わせによって、お買い得感があるセット提案を行なっている。
また、Appleショップのスタッフは「Macbook Airのこと。何でも私にきいてください。」と書かれたポロシャツを着て、親しみやすい形での対応を心がけている点も、この春商戦での新たな取り組みだ。
さらに、春商戦で売れ筋となっているMacBook Airでは、桜の花びらを配したスクリーンセーバーを展示機にインストールしてデモストレーションを実施。これがAppleショップ店頭を春らしい鮮やかな雰囲気に変えている。
このスクリーンセーバーは、アップルストアでは見られない特別なもので、日本の量販店向けに独自に作られたという。販売促進ツールとはいえ、淡いピンクというカラーを採用した点は、アップル製品に関する取り組みの中でも珍しいものだといえよう。
1階にもAppleショップを拡張、今後は連動提案も
ビックカメラ 有楽町店では、これまで5階に設置していたAppleショップに加えて、2011年10月には、同店1階にもほぼ同等規模のフロア面積を持つAppleショップを追加オープンした。
従来からの5階フロアでは、Macを中心にiPad/アクセサリーなどを展示するとともに、修理受付が可能なサポートカウンターを用意。売り場では、土日には随時ミニセミナーを開催し、最新製品やMacに標準搭載されているソフトウェアの利用方法などを紹介している。
一方で、1階のAppleショップはモバイルコーナーとし、iPhoneを中心にiPadなどを展示。隣接するオーディオコーナーにもiPodシリーズも展示している。
吉岡主任は、「今後はアップル製品同士をより緊密に連動させた形での提案を行ないたい。そして、アップルとの協力関係をさらに強化したい」と抱負を語る。
Mac、iPad、iPod、そしてiPhoneといった人気製品同士を結びつけた使い方はこれから増加するだろう。それに向けた売り場作りへと進化させる考えだ。