「Windows エクスペリエンスインデックス」、
3D系ベンチマークで十分な数値を叩き出す
続いて、性能をチェックしていこう。Windows 7の快適さの指標となる「Windows エクスペリエンスインデックス」では、グラフィックス関連以外は「7」以上と高い数値となっている。
3Dゲームへの対応だが、外部GPUとして搭載されている「GeForce GT 520M」は、NVIDIAのノートPC向けGPUとしてはミドルレンジに位置するモデル。コア数こそ48と最近のGPUとしては少なめだが、グラフィックスクロックは740MHz、プロセッサークロックは1480MHzと高く、XPS 14zは1GBのグラフィックスメモリーを搭載。
3D系のベンチマークソフトでも、バイオハザード5で「35.2fps」、ストリートファイター4で「57.84fps」(いずれも解像度1280×720ドット)、最新ゲームであるウイニングポスト7でも「35.3fps」と、バツグンに高いとはいえないまでも、十分プレイできる数値を出した。相当高いグラフィック性能を要求するタイトル以外は、プレイできるだろう。
BIOHAZARD 5 ベンチマークテストA(DirectX 10) | |
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1280×720ドット | 35.2fps |
STREET FIGHTER IV ベンチマーク | |
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1280×720ドット | 57.84fps |
Winning Post 7 2012 ベンチマーク | |
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高グラフィック設定 | 35.3fps |
低グラフィック設定 | 35.5fps |
XPS 14zは基本性能が高いため、Windows 7だけでなく、オフィスソフトを快適に動かしたいという方にピッタリといえる。また、ゲームもサクサク動くうえに十分運べる重量なので、友人宅に持ち込んで3Dゲームで対戦するといった使い方も可能だ。この点は、ゲーム好きには見逃せないポイントだろう。デザインを重視する人だけではなく、幅広いニーズにも対応できるのがXPS 14zの大きな魅力だ。
主な仕様 | |
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製品名 | デル「Dell XPS 14z」 |
CPU | Intel Core i5-2410M(2.40GHz)/Core i7-2640M(2.8GHz) |
チップセット | Intel HM67 Express |
メインメモリー(最大) | 4/8GB(8GB) 1333MHz DDR3-SDRAM |
ストレージ容量 | 256GB SSD/500GB HDD |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(CD/DVDの読み書き対応) |
グラフィックス機能 | NVIDIA GeForce GT 525M(1GB)/Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵) |
ディスプレー(解像度) | 14型HD ワイド光沢液晶(1366×768ドット) |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 3.0+HS、WiDi(Intel Wireless Display 2.0) |
インターフェース | USB 3.0端子、USB 2.0端子、HDMI 1.4端子、Mini DisplayPort端子ほか |
カードスロット | 7-in-1メディアカードリーダー(SD、xD-Pictureカード、マルチメディアカード、メモリースティック/PRO/Duo/Pro Duo対応) |
オフィスソフト | Microsoft Office Personal 2010/Office Home and Business 2010/Office Professional 2010/なし |
OS | Windows 7 Home Premium(64bit)/Windows 7 Professional SP1(64bit)/Windows 7 Ultimate SP1(64bit) |
本体サイズ/重量 | 幅335×奥行き234×高さ23mm/1.98kg(SSD搭載時1.87kg) |
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