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「XPS 14z」—デルならではの「デザイン」&「高機能」ノートを活用! 第3回

約7時間駆動、ベンチマークでXPS 14zの高性能に驚く (2/2)

2012年04月06日 19時00分更新

文● 芹澤正芳

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「Windows エクスペリエンスインデックス」、
3D系ベンチマークで十分な数値を叩き出す

 続いて、性能をチェックしていこう。Windows 7の快適さの指標となる「Windows エクスペリエンスインデックス」では、グラフィックス関連以外は「7」以上と高い数値となっている。

「Windows エクスペリエンスインデックス」

 3Dゲームへの対応だが、外部GPUとして搭載されている「GeForce GT 520M」は、NVIDIAのノートPC向けGPUとしてはミドルレンジに位置するモデル。コア数こそ48と最近のGPUとしては少なめだが、グラフィックスクロックは740MHz、プロセッサークロックは1480MHzと高く、XPS 14zは1GBのグラフィックスメモリーを搭載。

 3D系のベンチマークソフトでも、バイオハザード5で「35.2fps」、ストリートファイター4で「57.84fps」(いずれも解像度1280×720ドット)、最新ゲームであるウイニングポスト7でも「35.3fps」と、バツグンに高いとはいえないまでも、十分プレイできる数値を出した。相当高いグラフィック性能を要求するタイトル以外は、プレイできるだろう。

BIOHAZARD 5 ベンチマークテストA(DirectX 10)
1280×720ドット 35.2fps
STREET FIGHTER IV ベンチマーク
1280×720ドット 57.84fps
Winning Post 7 2012 ベンチマーク
高グラフィック設定 35.3fps
低グラフィック設定 35.5fps

 XPS 14zは基本性能が高いため、Windows 7だけでなく、オフィスソフトを快適に動かしたいという方にピッタリといえる。また、ゲームもサクサク動くうえに十分運べる重量なので、友人宅に持ち込んで3Dゲームで対戦するといった使い方も可能だ。この点は、ゲーム好きには見逃せないポイントだろう。デザインを重視する人だけではなく、幅広いニーズにも対応できるのがXPS 14zの大きな魅力だ。

主な仕様
製品名 デル「Dell XPS 14z」
CPU Intel Core i5-2410M(2.40GHz)/Core i7-2640M(2.8GHz)
チップセット Intel HM67 Express
メインメモリー(最大) 4/8GB(8GB) 1333MHz DDR3-SDRAM
ストレージ容量 256GB SSD/500GB HDD
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(CD/DVDの読み書き対応)
グラフィックス機能 NVIDIA GeForce GT 525M(1GB)/Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵)
ディスプレー(解像度) 14型HD ワイド光沢液晶(1366×768ドット)
通信機能 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 3.0+HS、WiDi(Intel Wireless Display 2.0)
インターフェース USB 3.0端子、USB 2.0端子、HDMI 1.4端子、Mini DisplayPort端子ほか
カードスロット 7-in-1メディアカードリーダー(SD、xD-Pictureカード、マルチメディアカード、メモリースティック/PRO/Duo/Pro Duo対応)
オフィスソフト Microsoft Office Personal 2010/Office Home and Business 2010/Office Professional 2010/なし
OS Windows 7 Home Premium(64bit)/Windows 7 Professional SP1(64bit)/Windows 7 Ultimate SP1(64bit)
本体サイズ/重量 幅335×奥行き234×高さ23mm/1.98kg(SSD搭載時1.87kg)

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