トライベック・ストラテジーは4月5日、スマートフォンで主要サービスを展開している企業のうち、ポータルサイト、ECサイト、企業サイト、特定ジャンルの専門サイトの4分類30サイトを抽出し、対象となるスマートフォンサイトに対してユーザビリティ診断を実施した。
スマートフォンサイトユーザビリティ診断をランキングでみると、1位「HOME‘s」(専門サイト)、2位「野村證券」(専門サイト)、3位「ZOZO TOWN」(ECサイト)、4位「ハウス食品」(企業サイト)、5位「東京メトロ」(企業サイト)となった。
診断結果によると、全体の平均は77.73点と比較的高い結果となった。スマートフォンサイトにいち早く対応しているサイトが多く、多様化するデバイス環境への適応力が高く、スマートフォンを通じたユーザーとのコミュニケーション力を強化していることが背景に考えられる。
また、全体的に「アクセス性」「コンテンツの適切性」は比較的ポイントが高いものの、「ヘルプ・安全性」の平均点は60.18ポイントと低く、問い合わせフォームなどがスマートフォンに最適化されたサイトはまだ少ない状況だった。