FiiO製の高品位ヘッドフォンアンプの新製品、「FiiO E17」が発売された。三月兎2号店、SOUTHTOWN437など各店に入荷しており、価格は各店でいずれも1万4800円。
ポータブルオーディオデバイスではもはや定番といえる、FiiO製ポータブルヘッドフォンアンプに新たなフラッグシップモデルFiiO E17が加わった。USB DACのデコーダーが最大24bit/96KHz対応にアップグレードしたほか、最大24bit/192KHz対応のSPDIFデジタル入力端子を搭載し、デジタル出力機器と組み合わせて使用できるのが大きな特徴だ。
さらにTREBLE/BASSそれぞれを10段階に調節できるため、より細やかな音質バランスのカスタマイズが可能となった。前モデルではメニュー内設定が必要だった「KEYLOCK」機能のホールドスイッチを前面パネルに用意するなど、使い勝手も向上している。コストパフォーマンスに優れるヘッドフォンアンプを探している人には注目のアイテムといえそうだ。
主な仕様は、出力が277mW×2@16Ω、215mW×2@32Ω、35mW@300Ωで、適応インピーダンスは16~300Ω。S/N比は≧109dB(A weight)[AMP]、≧104dB(A weight)[DAC]で、周波数帯域は10Hz~100KHz[AMP]、10Hz~20KHz[DAC]。
本体サイズは幅55×奥行き96×高さ15.2mmで、重量は112g。SPDIF入力はアダプター式を採用し、RCAコアキシャル(同軸)、オプティカル端子用に変換アダプターが付属する。
