外出先でスマートフォンや携帯電話などのデジタル機器がバッテリー切れになることほど困ることはない。最近はバッテリー性能が高くなってきているというものの、気を抜くと夕方には心許なくなってくる。そこで活躍するのがモバイルバッテリー。今回は、モバイルバッテリーの選び方から活用法までを紹介しよう。
スマホユーザーなら充電式モバイルバッテリーは必須アイテム
誰しも、外出先でスマホや携帯電話、ゲーム機などのバッテリーが切れてしまい、困った経験があるだろう。充電器を持っていたとしても、運良く使える電源が近くにあるとは限らない。コンビニで売っている携帯用電池式充電器は1000円程度と安く、その場はしのげる。しかし、続けて利用する場合は電池を購入するコストがかさんでしまうのだ。そこで、お勧めなのがモバイルバッテリー。モバイルバッテリーなら、数百回は充電できるのでエコなうえ、トータルコストが抑えられる。
外出先でスマホや携帯電話、ゲーム機などのバッテリーがなくなっても、モバイルバッテリーに繋げば即充電できる。充電しながら使い続けることも可能で、電源のないところでは大助かりだ。出社する時にスマホの充電を忘れていることに気が付いても、モバイルバッテリーに繋いでおけば、会社に着く頃には充電されている。一緒にいる友人の端末を充電してあげることだってできる。
量販店に行けば大量のモバイルバッテリーが発売されており、初めての人は何を選んでいいのか迷ってしまうことだろう。まず、チェックしたいのが充電できる機器。手持ちのモバイルデバイスが対応していることを確認しよう。その機器のUSB充電ケーブルを持っているなら、USB出力端子があるモバイルバッテリーでOK。ケーブルがないなら、その機器に対応した端子を付属している製品を選ぼう。
注意したいのがiPadを使っている場合だ。iPadはiPhoneやiPodよりも大きな電力を必要とするので、出力が弱いモバイルバッテリーだと充電できないことがあるのだ。また、1A出力の場合、iPadの充電は行なえるがとても時間がかかってしまう。iPadを急速充電するなら2A出力に対応した製品を選ぼう。
充電池を内蔵したスマホのカバーや標準のバッテリーを置き換える大容量バッテリーなども発売されている。これは駆動時間を延長できるうえ、荷物が増えないというメリットがある。ただし、端末が大きく重くなってしまうのも使い勝手を損ねてしまうのがネック。頻繁に機種変更する筆者だと、もったいないというのもある。
次にチェックするのが、バッテリーの容量だ。当然、大容量のバッテリーほどたくさん充電できる。ただし、その分サイズと重量が増えるので、持ち運ぶ負担も大きくなってしまう。もっともモバイルバッテリーを使う状況を想定し、最適な製品を選ぼう。
今回は、日常使いにぴったりのコンパクトモデル2機種、2台の同時充電が可能な大容量モデル、ノートPCの充電までできる超大容量モデルの3機種を紹介する。
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