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Android 4の新機能でカメラWebアプリ作ってみた (2/5)

2012年04月04日 10時01分更新

文●古籏一浩

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HTML Media Captureでカメラ機能を呼び出す

 最初に、ブラウザーからカメラ機能を呼び出してみましょう。Android 4ではHTMLだけでカメラを起動できます。以下のようにinput要素にaccept属性を指定するだけですので、とても簡単です。


<input type="file" accept="image/*;capture=camera">

 画面上のボタンをタップすると自動的にカメラアプリが起動し、撮影が完了すると画像ファイルとして内部に保存されます。画面上には保存した画像ファイル名が表示されます。

 実際のプログラムがサンプル1です。実行すると図のようにカメラが起動し、撮影できます。なお、JavaScriptでカメラを操作したり設定を変更したりはできません。

【図】fig2.png

画面上にある「ファイルを選択」ボタンをタップする

【図】fig3.png

カメラが起動する。画面下部にある●ボタンをタップすると撮影される

【図】fig4.png

撮影すると撮影した画像を使用するか破棄するか、もしくは撮影し直すかを決める。チェックマークをタップすると撮影した写真が採用され内部にファイルとして保存される

【図】fig5.png

撮影したファイル名が画面上に表示されている

■サンプル1


<!DOCTYPE html>
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <meta name="viewport" content= "initial-scale=1, user-scalable=no">
    <title>HTML Media Capture/カメラから取り込む</title>
  </head>
  <body>
    <h1>HTML Media Capture/カメラから取り込む</h1>
    <form>
      <input type="file" accept="image/*;capture=camera">
    </form>
  </body>
</html>

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