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2年連続の女王戴冠なるか? 5年目のミクGTプロジェクト第11回

逆転劇連発のSUPER GT岡山戦 ミクZ4は3位表彰台!

2012年04月03日 18時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部、撮影● 鉄谷康博、加藤智充、編集部

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逆境に追い込まれた痛車たちが
反撃の機会を伺う決勝レース

 ミクZ4以外の痛車たちが下位に沈んでしまった、SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキットの予選(関連記事)。あの谷口・片岡コンビをもってしてもミクZ4が予選7番手だったことから、今年がどんなシーズンになるのかは予想できただろう。

 しかし、苦しいながらもミクZ4はチャンピオン防衛を、Mirai Z4は下克上を目指さねばならない。両マシン、そしてイカ娘フェラーリやエヴァ紫電などの痛車仲間たちがどこまで巻き返すことができるのか? 予選日と同様に、不安定な天気のまま決勝レースが幕を開けた。

 午前中のフリー走行では、ミクZ4は両ドライバーとも同じくらい、Mirai Z4は時間のほとんどを佐々木選手がドライブし、合同テストから続くイヤな流れを払拭することに努めた。その結果、佐々木選手は「ブランクが空いちゃったけど、だんだんGTカーの走らせ方に慣れてきた」という。これは心強い。大橋監督も佐々木選手に関しては「元々が速いし、勉強熱心で吸収力もあるので、あまり心配はしてません」と、信頼を置いていた。

 去年は諸事情によりサーキットサファリにGTカーが出ないという事態に陥ったが、今年はしっかりとGT500、GT300ともにマシンが走り、サーキットを訪れたファンにサービスしていた。

 迎えた午後2時。いよいよ開幕戦の決勝レースがスタートする。ミクZ4のスタートドライバーは片岡選手。Mirai Z4は番場選手。いつもの通りローリングスタートでミクZ4は7番手から快調な滑り出しだったが、21番手スタートだったMirai Z4は大幅に出遅れている。というよりも、14番手スタートだった#15 ART TASTEポルシェがローリングラップでかなり前と引き離されており、GT300は二手に分かれてスタートするルールになったのか? と筆者は一瞬勘違いしてしまった。なお、ローリングラップ中の追い越しは禁止なので、遅い車がいるとどんどん前方と引き離されてしまうのである。いきなり厳しいスタートになった痛車勢。

 しかし、Mirai Z4はすぐに音々コルベットをパスして前に出る。そのままオーバーテイクショーが期待されたが、新車に変えたマッハ先輩と、性能調整で優遇されている(去年のモデルなので)イカ娘フェラーリも速くてなかなか追いつけない。

 その間にミクZ4は#3 NDDP GT-Rに抜かれてしまい、順位を落としていた。その後、目の前を走行していた#31 プリウスと激しい駆け引きがあったが、無事にパス。最終的にプリウスはマシントラブルでストップし、そのままリタイヤしてしまった。さらに、4位争いをしていた#87と#88のランボルギーニがまさかの同士討ち。#88はコースアウトして最下位まで沈み、#87はドライビングスルーペナルティを課せられて大きく順位を落としていた。

 20周を経過した時点でミクZは5位。Mirai Z4はというと、元ミクZ4ドライバーである菊地 靖選手がドライブする#360 コルベットに抜かれ、18位になっていた。

 レースは上位陣以外は大きな動きを見せず、35周でミクZ4はドライバーチェンジして、GT300王者の谷口選手が満を持して出陣。番場選手は44周という超ロングスティントをこなして、佐々木選手へとバトンを繋いだ。途中でGT500のマシンにぶつけられるなどのトラブルがあったものの、12位まで順位を押し上げた番場選手は、さすがチャンピオンドライバーである。なお、40周を過ぎた頃に国産勢のニューカマー、#61 スバル BRZが駆動系のトラブルによりリタイヤしてしまう。痛車勢では、音々コルベットが30周でピットインした際に駆動系トラブルでリタイヤしている。

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