今年のSUPER GTはかなりの盛り上がりが予想される。ASCII.jp読者にはおなじみのミクやイカやエヴァたちの痛車バトルから、アウディ、メルセデス・ベンツ、BMW、フェラーリ、ランボルギーニといった海外のエキゾチックカーたちと日本車のバトルまで、開幕戦前からワクワクさせられる。
そんなSUPER GT開幕戦の前日、ランボルギーニ・ジャパンが日本初上陸のクルマをお披露目するという。そういえば、今シーズンのGTにはランボルギーニ・ガヤルド(ガイヤルド)が4台もエントリーされているとか。ASCII.jpで密着取材しているミクZ4のガチライバルになるだろう。じゃあ、この発表会に潜入してガヤルドの弱点を探ってしまえ! と会場となる銀座へ向かった。
会場は銀座にある「ブルガリ ホテル&リゾーツ」。銀座なんてあまり来ないうえ、ブルガリといったらヨーグルトしか思い浮かばない貧困な発想力の筆者に、はたしてクルマまでたどり着けるのか不安になった。いや、ブルガリ(BVLGARI)が高級装飾品ブランドだってのはもちろん知ってますよ! 社会人の常識じゃないですか、ハハハ……。
ガヤルドはとんでもないところにあった。なんと、ブルガリのビルの屋上にバーンと置かれていたのだ。これ、どうやって運んだんですか? と広報に直撃すると「深夜にクレーンで上げました」とのこと。さすがランボルギーニともなるとやることがぶっ飛んでいる!
今回発表されたのは、「ガヤルド LP 550-2 スパイダー」というオープンモデルだ。昨年発表されたランボルギーニのフラッグシップ「アヴェンタドール」とは違い、小型・軽量でランボルギーニ史上もっとも成功した人気のモデルだ。従来モデルのLP 550を後輪駆動にし、さらに電動ソフトトップを装備したのが本モデルである。
エンジンはV型10気筒DOHC5.2リッターの550馬力、6速セミAT(パドル)、後輪駆動用にチューニングされたスタビリティ・コントロールなどの電子デバイスを備えている。 車重は1520kg、最高速度は319km/h。
結果的に、ガヤルドの弱点はわからなかったが、ランボルギーニがスゴイということはわかった。これだけ最新のテクノロジー満載で、お値段は2443万5600円なんだから、お値打ちだよね!(デリバリーは4月から) 筆者は、ランボルギーニのコラボPCを買おうかと思います(関連記事)。この記事の最後に、ルーフを開閉する動画を掲載しているので、スーパーカーの電動ソフトトップを見るべし!
ルーフオープン
ルーフクローズ
