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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第17回

切れ味鋭い大人の男のためのスマホ

カミソリのようなアメリカンスマホ「Motorola RAZR」をチェック

2012年04月03日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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「ストレート」な出方のカメラがいい!!

 日本メーカーやXperiaシリーズのカメラへの力の入れようがすごく、そのほかのメーカーのカメラは、正直に言うとオマケ程度に感じていた。RAZRの800万画素のアウトカメラ、130万画素のインカメラは、インターフェイスも使いやすく、かつ写真の仕上がりも上々だ。

カメラのインターフェイス。シーンセレクトや露出補正などを定番機能を備える。いずれも反応がよく、もっさりということはない

 アウトカメラにはややクセを感じたが、基本的にはストレートといって良い絵になる。インカメラもストレートな印象。変に白飛びしたり、強引に色を出したりすることもないため、鏡を見ているような感じでの撮影が可能だ。もちろん、室内はそうもいかないケースが多いが、SNSに自分の顔写真がデフォルトのアメリカならではの設計といったところだろうか。

2枚の写真を自動で連結するパノラマ機能もアリ。つなぎ目がちょっと気になるが、十分な性能だ

屋外での写真。撮影時は影の部分が真っ黒に見えていたが、パソコン上で確認してみたところ、しっかりと拾っていた

意外にも逆光に強い。レンズフレアの形状もいい感じ。このクセはいろいろ遊べそうだ

日陰でのホワイトバランスも安定しているし、塗った感じがしない。だいたい見ている通りに記録してくれる

施設内での写真。状況にもよるが暖色系にややクセがある

夕暮れになると、いい感じのクセが顔を出す。微妙にくすみやすいため、ノスタルジックな感じになりやすい

もう1枚、夕暮れどき。写真手前のリア充レディ側のハイライトや、街路樹のハイライトがいい感じだ

夜間撮影はノイズがどうしても目立ってしまう。街灯などの光源があれば、手ぶれが発生しにくい感じだった

こちらはまともな光源がない状態からの夜景。ノイジーだがリサイズすれば十分といったところ

気になる「対お料理写真」性能。現状iPhone 4S独走だが、露出補正を入れるだけでかなりよくなりそうだ。写真は初期設定のまま撮影したもの

インカメラの写真。光源をやや背に受けた状態で試してみた。文句のない発色で、安心して自撮りを楽しめる。注目してもらいたいのは、ネックストラップの「初音ミク」の文字色。色が飛ぶこともなく、ノイジーにもなっていない

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