GPS機能付きデジカメを使う
GPSを内蔵しているカメラなら、機能をオンにするだけで写真にジオタグを付けられる。パナソニックの「LUMIX DMC-FT4-D」やペンタックスの「Optio WG-2 GPS」、ソニーの「サイバーショット DSC-TX300V」などコンデジならラインナップは豊富だ。筆者はニコンの「COOLPIX AW100」を購入した。
ジオタグを付ける方法はGPSの信号を受信していることを確認し、撮影するだけ。「COOLPIX AW100」は世界地図を内蔵しており、カメラ単体で撮影場所を確認できる。携帯電波の届かないところで現在地を確認できるのは心強い。北海道の郊外ではスマートフォンが使えないことも多いので重宝した。
実際に使い込んでみたところ、屋外にいるからといってすぐにGPSを捕らえるわけではないことがわかった。意識せずに撮影していると、半分くらいジオタグが付いていない状況だった。屋外で移動していないのに、最初の数枚はジオタグ付き、残りの数枚がジオタグなしということもあった。ジオタグが付いていない写真は付属ソフトを使うことで、手動で設定することも可能だ。
ちなみに、飛行機で移動中に撮影したのだが、GPS信号を捕らえることはできなかった。電源を入れてしばらくは移動せずにGPS信号を受信する必要があるようだ。
付属ソフトの「ViewNX 2」を利用すれば、撮影場所をPC上で確認したり、ジオタグを修正したりできる。複数の写真を選択し、時系列に沿って地図を移動しながらスライドショーする機能もある。旅行の記憶が薄れた頃に眺めて楽しみたい。

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