このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

週刊 PC&周辺機器レビュー第130回

無線とタッチで使い勝手が進化したペンタブレット Intuos5

2012年03月23日 12時00分更新

文● 永野つかさ(文とイラスト)、小西利明/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

イラストレーター 永野つかささんによるレビュー
感覚的には“紙とシャープペンシル”と変わりません!

 Intuos5を使ってみて本当に驚きました。漫画でもイラストでもすでにIntuos4を愛用させて頂いてたので、正直「ちょっとしか違いはないんじゃないかなぁ~」と思ってたんです。

 でも描いてみたら、シャープペンシルで紙に描くときの摩擦力と、まったく一緒なことにびっくり! Intuos4の表面は“つるすべ”で、人によっては「紙一枚載せてその上で書くと最高」なんてこともよく言われてましたが、Intuos5は触ってみてもすでに紙のような感触で、「ザリッ」という紙のような音までしそう。でも実際には滑らかなので音はしません。これはすごいです。

Intuos5で制作中のイラスト

 これはもう、感覚的には“紙とシャープペンシル”と変わりません。それなのに、ラクガキしただけで濃淡は出るし、筆圧を細かく感じ取って線の強弱がリアルに出ます。紙の上に鉛筆で描いた感覚なのに、できた線は鉛筆で描くよりもなめらかで繊細。Intuos4ですでに「シャープペンシルよりもきれいな線って初めて見た!」と思ってたのに、今回はそれよりさらに上……。進化ってすごいですね。

 それと今回、すごく面白そうなのが、Intuosシリーズでは初めてのマルチタッチ機能。Intuosの表面を直に触って操作ができるんです。左手で人差し指と親指を開く動作をするだけで「拡大・縮小」、同じく簡単な動作で「画面のスクロール」「画像の回転」や「設定内容の表示」などができてしまいます。これはかなり気分がいいです(笑)。 これもやっぱり“紙を手で回す”のとほとんど同じ感覚で、これだけでも描いてる間は楽しいのではないでしょうか。

 ワイヤレス機能も初めて使ってみたんですが、コードがないって快適。私はよく実家で仕事したりもするんですが、実家だとパソコンデスクがないので、コタツで描くことになるんですね。そうなるともう、癒しのコタツのまわりにケーブルがごちゃっとしてる状態。ワイヤレス機能があれば、そんなストレスはなくなりそうです。例えが小さいけど(笑)。

 Intuos5を使う人は羨ましがられても仕方ないかも・・・。というかすでに羨ましい、欲しくなっちゃいました。私はまだまだイラストを精進しなければなりませんが、もうすでに上手い方なんかは、これを使うとどこまで行ってしまうんだろうと恐ろしいです(笑)。

 イラストに対して無限の可能性を感じることができ、向上心が湧く一品です。ぜひこの感覚を驚きと共に味わってほしいですね。

■関連サイト

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン