このページの本文へ

ソフトイーサがVPNソフトウェアのベータ版を無償公開

L2TPv3でシスコルーター対応!「PacketiX VPN Server」ベータ2

2012年03月21日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 3月19日、ソフトイーサはレイヤ2/3VPNソフトウェア製品「PacketiX VPN」のサーバーソフトウェア「PacketiX VPN Server」の新バージョンのベータ2を公開した。ベータ版ではIPsecサーバーの機能が搭載されており、このベータ2では新たに「L2TPv3」という拠点間接続VPNのプロトコルに対応する。

L2TPv3に対応し、シスコルーターからのVPN接続受付が可能になった「PacketiX VPN Server」のベータ2が公開された

 これまで、本拠地のPacketiX VPN Serverに対して拠点間接続VPNを構築するためには、同梱されるソフトウェア「PacketiX VPN Bridge」を拠点側に導入する必要があった。しかし、ベータ2ではL2TPv3に対応することで、拠点側にはシスコシステムズのルーター(2005年以降に発売されたL2TPv3対応の製品)やIIJのルーター「SEIL」などL2TPv3対応ルーターが使えるようになる。

 同社によれば、シスコルーターは、L2TPv3のプロトコルに対してシスコ独自の拡張が加えられており、他社のL2TPv3装置との接続はできないという。これに対しソフトイーサーでは、シスコによる独自拡張を解析し、PacketiX VPN Serverがシスコルーターであるかにエミュレーションしてふるまう機能を開発。これにより、シスコルーターからのL2TPv3接続が可能になったという。また、低価格なシスコルーターは「1対1」の接続のみ可能だが、PacketiX VPN Serverは高額なシスコルーターと同様に、複数のルーターを収容する「1対多」の運用が可能なのも大きな特徴だ。

 ベータ版は同日より無償提供を開始しており、11月30日まで利用できる。本機能は、製品版のPacketiX VPN Serverに正式な機能として組み込むほか、オープンソース版UT-VPNにも搭載し無料で利用できるようにする予定。その際には、今回の開発部分のソースコードも公開するという。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ