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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第6回

横幅4800ドットを実現! 「VAIO Z」でマルチディスプレー

2012年03月19日 11時00分更新

文● 高橋量

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プレゼン用に文字のサイズを大きくする

 すでに述べたように、VAIO Zの液晶ディスプレーのサイズは13.1型で、解像度は1600×900または1920×1080ドットとなる。コンパクトなディスプレーながら高い解像度を実現しているため、ドットピッチが非常に細かい。大きな画像を精細に表示できるメリットもあるが、人によっては表示されている文字が小さく感じることもあるだろう。また、会議やプレゼンなどでほかの人にディスプレーを見せる場合、文字が大きいほうが見やすいこともある。そんなときは、Windowsの設定でフォントを大きくしよう。

 まずはコントロールパネルを開き、「デスクトップのカスタマイズ」をクリック。つぎに「ディスプレイ」をクリックし、「中」または「大」を選択して「適用」をクリック。Windowsにログインし直すと、画面の文字が大きく表示される。

コントロールパネルから「ディスプレイ」をクリック後、表示された画面で「ディスプレイ」をクリック

文字の大きさ設定が表示されるので、「中」または「大」を選択して「適用」をクリックする

 ワープロソフトやプレゼンソフトで作成した資料なら、データの作成時にフォントを大きくすればいいだけだが、メニュー周りの文字までは大きくならない。ソフトの操作を説明する場面などでは、メニューやアイコンの文字なども大きくなるこのワザが有効だ。

「小-100%」(既定)設定時のInternet Explorerの画面

文字の大きさを「大-150%」に設定した場合。文字やアイコンが大きくなっているのが分かるだろうか

 また、デスクトップのアイコンを大きくすることも可能だ。デスクトップの右クリックメニューから「表示」→「大アイコン」とクリック。これだけでアイコンサイズが60×60ドットから120×120ドットに拡大される。逆にアイコンを小さくしたい場合は「小アイコン」をクリックすればオーケー。

デスクトップの右クリックメニューから「表示」をクリックし、アイコンサイズを選択する

「大アイコン」を選択すると、アイコンが120×120ドットで表示される

 自分だけが利用する場合、アイコンや文字のサイズを無理に変更する必要はないだろう。ユーザーとして使いやすい環境にカスタマイズすればいいだけだ。しかし第三者に画面を見せることを考えれば、見やすさを考慮したいところ。アカウントを複数用意して、用途に応じて使い分けるのもひとつの手だ。

試用機の主なスペック
製品名 VAIO Z
型番 VPCZ23AJ(Silver)
CPU Intel Core i7-2640M(2.8GHz)
チップセット Mobile Intel HM67 Express
メインメモリー 8GB
ディスプレー(最大解像度) 13.1型ワイド(1600×900ドット)、LEDバックライト
グラフィックス機能 AMD Radeon 6650M(1GB、Power Media Dock接続時)、Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵)
ストレージ 256GB 第3世代SSD(128GB×2)
光学式ドライブ Blu-ray Discドライブ(Power Media Dock接続時)
通信機能 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 2.1+EDR
インターフェース USB 2.0端子、アナログRGB端子、HDMI端子、USB 3.0(Power Media Dock接続兼用)。Power Media Dock接続時は、USB 3.0端子、USB 2.0端子×3、アナログRGB端子×2、HDMI端子×2
カードスロット メモリースティック Duoスロット、SDメモリーカードスロット
テレビ機能
サウンド機能 ステレオスピーカー、デジタルモノラルマイク、ノイズキャンセリングヘッドホン
セキュリティー機能 TPMセキュリティーチップ、指紋認証
ウェブカメラ HDウェブカメラ(有効画素数131万画素)
本体サイズ/重量 約幅330×奥行き210×高さ16.65mm/約1.165kg、Power Media Dock:約幅148×奥行き220×高さ16.65mm/約685g
バッテリー駆動時間 約9時間
OS Windows 7 Ultimate SP1(64bit)

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