3月16日、富士通は3月7日に発表された最新CPU「Xeon E5-2600ファミリー」搭載のPCサーバー「PRIMERGY」の解析アプリケーション実行性能が、従来モデルと比較して最大約2倍となることを実証したと発表した。
比較対象とした従来モデルは2011年2月に販売を開始した「PRIMERGY RX300 S6」で、CPUにはXeon X5690(3.46GHz)×2(合計12コア)を搭載する。
比較結果は、ソフトウェアクレイドルの非構造格子系汎用三次元熱流体解析システム「SCRYU/Tetra」や、米LSTCの非線形動的構造解析ソフトウェア「LS-DYNA」で最大約1.7倍。富士通の電磁波解析ソリューション「Poynting for Microwave」では最大約2.1倍になったという。
なお、5年前に発売されたXeon 5100番台を搭載したモデルと比較した場合、解析分野別に約7~12倍の性能向上が見込めるという。
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