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「XPS 14z」—デルならではの「デザイン」&「高機能」ノートを活用! 第1回

13.3型サイズに14型ワイド液晶 「XPS 14z」のデザイン/機能を探る (3/3)

2012年03月16日 11時00分更新

文● 芹澤正芳

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キーボード、タッチパッドが大きめで使いやすい

 次は使い勝手をチェックしたい。キーボードはキーとの間が離れたアイソレーション(浮き石)タイプ。キーピッチは公表されていないものの、縦横とも実測で約19mmとA4サイズのノートと同等と快適に入力できた。ShiftキーやCtrlキー、スペースキーなど汎用性の高いキーが大きいのもうれしい。このサイズのノートとしてはタッチパッドとそのボタンも非常に大きく、カーソルの操作は快適だ。

ゆとりのあるキーボードは、配列のクセがなく入力しやすい。毎日目に触れるものとして、デザイン性の高さも見逃せない

 また、キーボードはバックライト用LEDが内蔵されており、点灯できるという面白いギミックもある。寝室や航空機内など暗い場所でもスムーズに入力が行なえるのが便利だ。ちなみに、LEDの輝度調整やオン/オフの切り替えはFnキーとF6キーの組み合わせを採用している。

キーボードはバックライト用LEDを内蔵しており、暗所で光らせることができる

使いこなしの第1歩は、
独自ランチャー「Dell Stage」から

 独自ランチャー「Dell Stage」の存在も面白い。基本的にはPC内の動画/音楽/写真を手軽に表示させるもので、その中でも「SyncUP」が便利だ。これはオンラインストレージやネットワーク内のデバイスとデータ同期ができるというもの。メインとしてるデスクトップPCがある場合、そのPC内にある動画や音楽をSyncUPを通じてXPS 14z上で再生できる。寝室やリビングでデスクトップPC内のコンテンツを手軽に再生できるのがうれしい。

独自ランチャー「Dell Stage」

「SyncUP」では、ネットワーク内のPCやオンラインストレージと同期が可能

 また、「雑誌」では、電子雑誌ビューワー「Zinio Reader 4」が起動する。海外でスタートしたサービスだが、最近では日本でも本格的な展開を開始しており、スポーツ誌、ビジネス誌、女性誌など、多彩なジャンルの雑誌を揃えている。300〜700円前後の価格帯がメインとなっているようだ。

「Zinio Reader 4」は海外や日本の雑誌が楽しめる

 美しいデザインと充実のスペック、手頃な価格とサイズを実現と非常に高い完成度となっているXPS 14z。今後その使いこなしを採り上げていくので、ぜひともチェックしてほしい。「Dell Stage」の使い勝手について次回でさらに詳しく解説したい。

主な仕様
製品名 デル「Dell XPS 14z」
CPU Intel Core i5-2410M(2.40GHz)/Core i7-2640M(2.8GHz)
チップセット Intel HM67 Express
メインメモリー(最大) 4/8GB(8GB) 1333MHz DDR3-SDRAM
HDD容量 256GB SSD/500GB HDD
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(CD/DVDの読み書き対応)
グラフィックス機能 NVIDIA GeForce GT 525M(1GB)/Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵)
ディスプレー(解像度) 14型HD ワイド光沢液晶(1366×768ドット)
通信機能 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 3.0+HS、WiDi(Intel Wireless Display 2.0)
インターフェース USB 3.0端子、USB 2.0端子、HDMI 1.4端子、Mini DisplayPort端子ほか
カードスロット 7-in-1メディアカードリーダー(SD、xD-Pictureカード、マルチメディアカード、メモリースティック/PRO/Duo/Pro Duo対応)
オフィスソフト Microsoft Office Personal 2010/Office Home and Business 2010/Office Professional 2010/なし
OS Windows 7 Home Premium(64bit)/Windows 7 Professional SP1(64bit)/Windows 7 Ultimate SP1(64bit)
本体サイズ/重量 幅335×奥行き234×高さ23mm/1.98kg(SSD搭載時1.87kg)

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