IT専門の人材サービス・アウトソーシングサービスを提供するパソナテックは、クラウドを介して、在宅ワーカーや個人事業主等に業務を委託するクラウドソーシングサービス「Job-Hub」を4月から開始する。これに先立ち、仕事を受託する在宅ワーカーや個人事業主等の“コワーカー(co-worker)”の募集及び登録を開始した。
Job-Hubでは、業務を依頼する側の企業と、業務を受託する個人が、Web上で業務の受発注や成果物の検収、請求・支払などの決済を一括で行なえるシステム。データ入力や記事作成など、多人数に短期間で業務を依頼することに適した「マイクロタイプ」、Web制作、システム開発など適切な依頼先の確保が難しい業務に適した「エキスパートタイプ」など、さまざまなジャンルに対応可能な業務の依頼方法を用意しているという。
マイクロタイプは育児や介護などで仕事を離れている主婦層、就業機会の少ない地方の人材を対象とするもので、4月から開始。エキスパートタイプは専門スキルを持つ個人事業主を対象としており、7月のサービスリリースを予定している。
サービスでは個人の業務実績や評価などのプロフィールが公開されており、発注側の企業は業務内容に応じて最適なスキルとキャリアを持つ人材に発注することが可能となるという。
