毎月の料金はケータイよりも約1000円高い
そもそもAndroidスマホの月額料金は、いくらぐらいかかるのか。ここでは月々の維持費を確認していく。
代表的なプランの場合、ユニバーサルサービス料金/機種の分割支払い金額/毎月の割引金額を除き、どのキャリアでも約6700円というのがひとつの目安になっている。スマホの方が高いのは、スマホ向けのパケット定額料金がケータイ向けのそれよりも約1000円高く設定されているためだ。「スマホにしたら毎月の料金が高くなった」という声は、まさにその通りなのだ。
Androidスマホとケータイの一般的な月額料金比較
Androidスマホ | ケータイ | |
---|---|---|
基本料金 | 980円 | 980円 |
パケット定額料金 | 5460円 | 4410円 |
接続料金 | 315円 | 315円 |
月額合計 | 6755円 | 5705円 |
スマホと固定ブロードバンドをそろえるとケータイ並みに
毎月の料金を安くする方法はないのか。パケット定額プランを一定額制タイプから2段階制タイプに変更し、ネット接続には必ずWi-Fiを利用するといった“少々無理のある努力”をすれば毎月の維持費を抑えられないことはない。しかし、せっかくAndroidスマホを買うのだ。普段から単体でスマホを活用できたほうが間違いなく楽しいだろう。
注目したいのが、スマホ/固定ブロードバンド/固定電話を対象サービスに統一する方法。例えば「auスマートバリュー」の場合は、auのスマホでパケット定額プランに加入し、自宅などの固定ブロードバンドと固定電話を対象サービスに統一すると、スマホの利用料金から最初の2年間は毎月1480円、2年目以降は毎月980円を割り引いてもらえる。つまりケータイよりも安いか同等の、月約5300円~5800円でスマホが持てるのだ。
スマホと固定ブロードバンドをそろえた場合の月額料金
- 基本料金(プランZシンプル)
- 980円
- パケット定額料金(ISフラット)
- 5460円
- 接続料金(IS NETコース」)
- 315円
- auスマートバリュー割引
- -1480円
- 月額料金
- 5275円
この割引は家族全員が対象なので、例えば4人家族でauのスマホにすれば、毎月合わせて約6000円、2年間で約14万円も節約できる計算になる。新たに申し込む場合はもちろん、すでにスマホを利用中でも申し込めるのがいい。
なお、ソフトバンクの「スマホBB割」もauスマートバリューとほぼ同様の内容だが、auが無期限なのに対し、ソフトバンクは5月31日までに申し込む必要がある点に注意しよう。ドコモからは今のところ、同様の割引は提供されていない。
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