データセンターやHPCでの高密度サーバー需要に応える
2U筐体に4ノード収納可能!富士通の「PRIMERGY CX400」
2012年03月11日 23時47分更新
3月9日、富士通は2U筐体に4台のサーバーを搭載可能なモジュラー型サーバー「PRIMERGY CX400」を発表した。HPCでのPCクラスターやデータセンターでの高密度サーバーの需要に応える。
PRIMERGY CX400は、高さ2Uのシャーシ「PRIMERGY CX400 S1」と最新の「インテル Xeon E5ファミリー」を搭載した2ソケットサーバーノード「PRIMERGY CX250 S1」4台から構成される。1ラックに最大84ノード、168CPU、1344コアの搭載が可能で、通常の2ソケット1Uラック型サーバーと比べ、1ラックあたり2倍の集積密度を実現した。
PRIMERGY CX250 S1のCPUはインテル Xeon プロセッサー E5ファミリーの8コア・6コアCPUを用意している。1CPUあたり4チャネルのメモリ動作を実現した高速メモリ「DDR3 1600 Registered DIMM(PC3-12800)」を採用する。また、InfiniBandカードに対応しており、40Gbpsでのノード間通信を実現する。
希望小売価格(税別)は、シャーシのPRIMERGY CX400 S1は3.5インチモデルで19万8000円。サーバーノードのPRIMERGY CX250 S1はXeon E5-2640(2.50GHz/6コア)×2、8GB LV- Registered DIMM×8搭載で152万6000円。

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