「高密度で高性能、管理も楽!」なサーバーは顧客が作った?
新Xeon搭載だけじゃない!見所満載のデル第12世代サーバー
2012年03月08日 06時00分更新
性能要件にあわせてI/Oを選択できる
布谷氏に続いて、デル コンピューティング&ネットワーキング統括本部 SE部 部長の馬場健太郎氏がPowerEdgeの適用領域とソリューションに説明した。
馬場氏は第12世代PowerEdgeでは、性能の要件に応じてSAS HDD、SSDキャッシング、SAS SSD、PCIe接続フラッシュなど、I/Oが選択できるようになったことを紹介。加えて、大幅な高密度化が進んだことで、VDIや仮想化、ビッグデータ、HPC計算ノードなどの領域に最適と説明した。また、キャッピングや課金まで可能なOpenManage PowerCenterを活用した電力消費の最適化、さらにOSに依存しない監視やパーツ交換業務での効率化などを挙げ運用保守も大幅な改善が図れるとした。「サーバー自体を自分で運用するユーザーが増えている。こうしたユーザーにとって運用のしやすい製品を提供する」(馬場氏)。
エンドツーエンドでボトルネックを取り去る
こうした新PowerEdge投入の背景についてデル 執行役員の町田栄作氏は、ビジネスのスピードが圧倒的に高速化している現状を紹介。デルは「スピード、パワー、効率性を追求する原点に立ち返る」(町田氏)と説明した。また、今回発表されたサーバーはもちろん、ストレージやネットワークにおいてもボトルネックを排除し、エンドツーエンドで高いパフォーマンスと統一した管理を提供すると説明した。
これを実現すべく、同社は2010年にストレージ、2011年にはフォーステン買収により、ネットワーク分野も拡充し、製品やサービスのポートフォリオを拡充してきたという。町田氏は「1月に来日したマイケル・デルが明言したとおり、4~5年後も成長すべく、今よりも大きな投資を続けていく」と述べた。
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