このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第182回

セーフティボックスのように機密を護れるUSBメモリーを衝動買い

2012年03月08日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

パソコンから抜くだけで再度施錠状態に

 パソコン側のOSや専用のアプリケーションのパワーを使って、暗号化・復元を行なう機密管理USBメモリーの多いなか、PadLock2は確かな機密管理技術と、ユーザーにとって極めて分かり易い施錠・解錠の仕組みを提供してくれる画期的なUSBメモリーだ。

パソコンに接続したら、ごく普通のUSBメモリーとして使用できる。抜き取ると再度、自動的に施錠状態になる。便利だ

 アウトドアを持ち歩くUSBメモリーに何を入れるかにもよるが、元カノの写真や、収入や請求金額関係の数字、内緒で行なった思い出深い旅行の写真程度なら、このPadLock2で十分過ぎるプロテクションだろう。またそのデータを拾って、歓喜する他人も、番号入力遊びするほど暇人も多くは居ないだろう。

アウトドアでは、置き忘れない、落とさない、がセキュリティーの基本だ。専用ストラップで安全にデータを持ち歩いて、効率アップで、仕事は速攻で切り上げよう

 そもそも、これが表に出たら国家は転覆、人生終わり、なんてウルトラ機密データは、ごく普通の庶民である我々にはおおよそ無縁で過剰な心配事だ。それこそ各種プライバシー管理やセキュリティー管理系の法律やコンセプト、文化を国外に大量輸出して、世界中を自分のマーケットにしようと画策している米国の思う壺だ。個人の機密管理はほどほどが良いのだ。


T教授

今回の衝動買い

アイテム:CORSAIR「PadLock2 8GB/16GB」
価格:Amazonにて16GBを5000円で購入

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン