今回一番の衝撃は「iPhoto for iPad」かもしれない
続いて試したのは音声入力。今回の発表会場のようにガヤガヤ声のするところではなかなか認識してくれなかった(週刊アスキーはうまくいったみたいで悔しい)。つづいてカメラ。基本性能はiPhone 4Sと同じで、暗い会場でも割としっかりした絵が撮れていた。
そして今回、機能的に最も驚かされたのが、新しい写真編集/整理アプリ「iPhoto for iPad」だった。普通のiPhotoと違うのはタッチならではの分かりやすさ。たとえば、写真をダブルタップで類似画像を検索する。類似画像を比較して、拡大したり回転させながら好きな写真を選ぶ(そして要らない写真を消す)。たとえば、指先でなぞったところだけ明るくする。肌の色を明るくする、などなど。「GarageBand」や「iMovie」などメジャーアプリのアップデートで話題は多かったのだが、この魔法のような分かりやすさは誰もがパッと見て感動できるところがすごいと思えた。
というわけで、わずかな間だが新iPadに触れ、Retinaの世界を堪能することができた。感想はとにかくタイトルの通り、「美しすぎる」の一言。新しいガジェットを買ったというよりは、新しいテレビや、カメラのレンズを買ってきたときの喜びに近い気がする。機能的な面での喜びというよりは、新しい現実感を手に入れたような喜びだ。
日本での発売は16日だ。現在Apple Storeでの予約もはじまっている。直接画面に見て触れる、そのときをどうぞお楽しみに!