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インサイトテクノロジーが3機種提供へ

R&D用に無料提供も!ビッグデータ用DBアプライアンス「IQ」

2012年03月05日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月2日、インサイトテクノロジーはビッグデータ用データベースアプライアンス「IQ」を発表した。ラインナップは「COBRA」、「ANACONDA」、「PYTHON」の3種類で、"世界を幸せにするデータベースマシン IQ"というコンセプトで、世界最速のデータベースマシンを目指すという。

R&D用途向けにハードウェア無償適用のモデルも用意するデータベースアプライアンス「IQ」

 COBRAはCPUにインテルのCore i7を採用し、データ転送速度が10GB/s固定のモデル。データ容量1TBからで価格は1000万円から。ANACONDAはCPUにXeonを採用し、データ転送速度が標準で6GB/sだが、最大転送速度は24GB/sまで拡張が可能なモデル。データ容量は1TBからで、価格は2000万円からとなっている。

 3モデル目のPYTHONは、「第2のFacebookやGoogle、GREEを目指すイノベーター向け」という、R&D用途専用に提供する製品。別途ハードウェア設置費用やデータベースライセンス費用が必要となるものの、ハードウェアは無償で提供する。データ転送速度は6GB/sで、データ容量は250GBからだ。

 なお、インサイトテクノロジーは、データベースに特化したコンサルティングサービス、ソフトウェア開発を行なう企業。製品・サービスの採用実績は3000社超、データベースセキュリティ製品「PISO」は国内2300台以上に導入されており、4年連続国内シェアNo.1を獲得しているという。

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