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製品版が待ちきれない! Windows 8 Consumer Preview特集 第1回

豊富な画面で見る これがWindows 8 Consumer Previewだ

2012年03月02日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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デスクトップモードとコントロールパネル

 互換性が重要なWindowsでは、仮にMetroスタイルがメイン画面になろうと、「従来のアプリが使えません」では通らない。従来型のアプリやコントロールパネルは、「デスクトップ」と称する画面上で動く。Windows標準の機能で言えば、エクスプローラーやペイントはデスクトップ側で動く。一方Internet Explorer 10はMetroとデスクトップの両方で動くようになっている。

スタート画面から「デスクトップ」を選択したり、従来のWindowsアプリケーションを起動すると、見慣れたデスクトップ画面が起動する。左下に「スタートボタン」がないのに注目!

デスクトップでチャームの「設定」を選択した様子。メニューの内容がスタート画面での「設定」と変わっている

エクスプローラーはUIにリボンが導入された。またコピーの進行率メーターのデザインが変わり、転送速度の変化をグラフ化して示すようになった

Core i7-940(2.93GHz)、12GBメモリー、GeForce GTX 580、1TB HDD(7200rpm)のテスト機で計測したWindowsエクスペリエンスインデックス。おおむねWindows 7の結果と等しい

エクスプローラーからバージョン表記を確認。OSバージョンは「6.2」で、Windows 7から0.1の更新となっている

 Windowsとパソコンの設定を司る「コントロールパネル」は、Metroスタイルの新しい「PC設定」が基本となった。より細かいWindowsの設定や、アプリやデバイスドライバーが独自に追加する項目などを設定したい場合には、デスクトップ上で起動する従来型のコントロールパネルを使うように変更された。なお、2011年9月に公開された「Windows 8 Developer Preview」では、スタート画面上にコントロールパネルのタイルがあったのだが、なぜかCP版では削除され、チャームメニューから「設定」→「PCの詳細設定」とたどる必要がある。

基本的なコントロールパネルはMetroスタイルの「PC設定」に変更された

タッチ操作を意識して、PC設定は各種設定のオン/オフを、スイッチで切り替えるデザインに。従来型のチェックボックスなどよりも、操作しやすく視覚的にもわかりやすい

Windows 8の新機能のひとつが、パソコンを簡単に初期状態に戻したり、リフレッシュ(従来の「システムの復元」)をかけるリカバリー機能の導入。詳細は今後の特集で解説の予定

従来型のコントロールパネルも用意されている。Metro UIのコントロールパネルで設定できない項目はこちらで設定。ただしタッチで触るには細かすぎる項目も残っている

従来型のAlt+Tabキーでのアプリ切り替えは健在。ちなみにWindowsキー+Tabキーの「Windowsフリップ3D」は廃止され、左辺でのタスク切り替えメニューが表示されるようになった

USBメモリーを装着した際の通知。画面の中央から右上に移動しただけでなく、説明もよりわかりやすくなった

Windows 8のInternet Explorerは「Internet Explorer 10」に。Metroスタイルでは画面下にアドレスバーが出る方式に

タブの切り替えはこのように、上から出るメニューにサムネイルが並ぶ

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