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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第16回

オッサンが使ったっていいじゃない!

女子向けスマホ「HONEY BEE 101K」を男子視点で徹底レビュー

2012年03月02日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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Android OSのイジくり具合も徹底

 ホームスクリーンは、ハチさんが飛び交うライブ壁紙がデフォルトで設定されている。あまりうるさくなく、かつ時間に合わせてグラフィックが変化するため、見ていて楽しい。専用ウィジェットはあまりなく、基本的にホームスクリーン下部のドックに用意された「アプリ一覧」「設定」「ファイル管理」「ブラウザ」「省電力ナビ」とハードキーで操作させるというデザインになっている。主な用途は押さえているので、あとはホームにウィジェットやアプリショートカットを配置すればいいのだが……。スマコレに101K向けのオススメがあるので、それだけをインストールしても機能的には問題ないだろう。後述の「すぐ文字」の扱いやすさからみてもわかる通り、アプリをいっぱい、というよりもコミュニケーションを重視している。

 またホームスクリーンだけでなく、設定画面の壁紙もデフォルトと異なり、統一感がある。個人的には読み込み中や処理中時のアイコンも独自のものになっている点が気に入っているし、フォントについても、6種類用意されており、自由に切り替えられる点も評価ポイントだ。

ドックとハードウェアキーで大半の操作が可能。展開式のランチャーがあれば、なお良かったのでないだろうか

ホームスクリーン。起動時には時計があるのみだった。背景は激しくアニメーションするし、タップやドラッグで画面に変化がある。ほか2パターンのライブ壁紙があり、タップで反応するものが用意されている

設定画面はいわゆるAndroidだが、背景画像によって統一感が出ていてGOOD!

「ファイル管理」はギャラリー機能とファイラー機能を備える。おなじみの「ギャラリー」はショートカットにも用意されていない

「省電力ナビ」は文字通り、省電力な設定に一発で切り替えるアプリ。基本的には「省電力モード」を実行するだけでいいくらい

ロード中などに表示されるリングも独自デザイン。結構カワイイ

搭載フォントは「モリサワ UD新ゴ R」「モリサワ リュウミン EB-KL」「モトヤLマルベリ3等幅」「モリサワ 丸フォーク R」「LIM ひよこ」「LIM かまぼこ」の6種類。「LIM ひよこ」「LIM かまぼこ」はかなり個性的だ

 また、独自アプリで強くプッシュされているのが「すぐ文字」。メールやブログへの投稿だけでなく、メモや検索をスムーズに行なえるアプリだ。アプリの追加も可能で、TwitterやGmailなどを追加すると、ナイスなフロントエンドになり、もろもろ捗る結果になった。写真加工アプリで写真を保存したあと、カスタマイズキーから「すぐ文字」を起動し、ツイートといった流れがとてもスムーズでいい。

 下記写真の通り、UIとしてはシンプルなものだが、それだけ使いが勝手いい。なお、独自アプリは後述する「フィルターカメラ」「キレイファクトリー」「とるデコ」「プリプリまろん Lite for HONEY BEE」が中心。「プリプリまろん Lite for HONEY BEE」はレビュー機にはインストールされていなかったが、プリクラのようにデコれるアプリである。

「すぐ文字」はメモ帳兼各アプリへのフロントエンド的なアプリ。Twitterなど任意にアプリの追加もできる

ロック画面からもアクセス可能。画面左下のアイコンをフリックで起動する

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