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最新パーツ性能チェック ― 第122回

最強SSD論争についに終止符?!

SSD買うなら「PX-M3P」で決まり! プレクの新型はマジヤバイ

2012年03月03日 11時00分更新

文● 藤田 忠

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鉄板&旬なSSDと性能を比較
ASCII.jp最強SSD論争に決着をつける!

 M3 Proシリーズの性能がわかったところで、つぎは前述した通り今SSDを購入する際に多くの人が購入を悩む鉄板&旬なSSDと性能を比べていくことにしよう。新たに計測するSSDは、Crucial製「m4」シリーズの「CT256M4SSD2」とSAMSUNG製「SSD 830」シリーズの「MZ-7PC256」で、容量はPX-256M3Pと同じ256GBだ。

鉄板&旬なSSD スペック表(256GBモデル)
型番 PX-256M3P CT256M4SSD2 MZ-7PC256
シーケンシャルリード(最大) 540MB/sec 500MB/sec 520MB/sec
シーケンシャルライト(最大) 420MB/sec 260MB/sec 400MB/sec
ランダムリード(4K QD32) 7万5000IOPS 4万5000IOPS 8万IOPS
ランダムライト(4K QD32) 6万8000IOPS 5万IOPS 3万6000IOPS
キャッシュ容量 DDR3 512MB DDR3 256MB DDR3 256MB
7mm厚対応 ○(保証外)
保証期間 5年間 3年間 3年間
実売価格 約3万9000円 約2万8000円 約2万8000円

 PX-256M3Pは、公称値だけでも十分最強と言える数値になっている。実測まで断言はできないが、ランダムライトのIOPS値は頭ひとつ抜きんでている。  ちなみに「m4」シリーズの初期公称値はリード最大415MB/sec、ライト最大260MB/secだが、最新データシート(pdf)では、上に記載した表組みの数値に変更されている。

Crucial製「m4」シリーズの容量256GB「CT256M4SSD2」。ノートPCの換装に最適なSATA→USB変換ケーブルやクローンソフトが付属するモデルもある。9.5ミリ厚だが、厚さ調節用マウンターを外すことで、7ミリ厚化も可能だSAMSUNGの最新SATA3(6Gbps)対応SSDの容量256GBモデル「MZ-7PC256」。バルク品が主流だが、発売から3カ月で1万円近く値下がりしている。独自の3コアコントローラと製造プロセス20nmのNANDフラッシュを採用している
CT256M4SSD2のステータスMZ-7PC256のステータス

4種類のベンチマークソフトで
性能を徹底チェック

 さっそく、M3 ProとM2Pの比較で使用したのと同じ4種類のベンチマークソフトで、各製品の性能をチェック。PX-256M3Pの結果と比べていこう。なお、テスト環境や計測方法もまったく同じで実行している。

PX-256M3Pのテスト結果

「AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508」の結果
「CrystalDiskMark 3.0.1c」のランダムテストデータで計測
「ATTO Disk Benchmark v2.46」の結果
「HD Tune Pro 5.00」で、「Random Access(Read/Write)」を計測

CT256M4SSD2のテスト結果

「AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508」の結果
「CrystalDiskMark 3.0.1c」のランダムテストデータで計測
「ATTO Disk Benchmark v2.46」の結果
「HD Tune Pro 5.00」で、「Random Access(Read/Write)」を計測

MZ-7PC256のテスト結果

「AS SSD Benchmark 1.6.4237.30508」の結果
「CrystalDiskMark 3.0.1c」のランダムテストデータで計測
「ATTO Disk Benchmark v2.46」の結果
「HD Tune Pro 5.00」で、「Random Access(Read/Write)」を計測

シーケンシャル/ランダムともにバランスが最高
約1万円高い分の価値は十分アリ!

 まずは、AS SSD Benchmarkで圧縮率による転送速度の変化をみたが、リードは3製品ともにフラットなグラフを描いており、最大転送速度も500MB/sec前後で安定している。ライト性能は最大転送速度もだが、PX-256M3Pに比べて変動が激しくなっている。
 CT256M4SSD2は、M2Pシリーズと同じMarvel製コントローラーを採用しているが、特性が大きく違っている。このへんは、PLEXTORならではのカスタマイズファームウェアや独自機能も影響しているだろう。

 続けて、そのほかの結果を見ていくとリード/ライトともに結果は一目瞭然で、PX-256M3Pがバランスの良い高い性能を発揮している。CrystalDiskMarkの4Kランダムライト時のように、PX-256M3Pが後塵を拝するシーンはあるが、ほかの2モデルより100MB/sec以上も高速な512Kランダムライト性能はかなり魅力的と言える。

PX-256M3Pの、100MB/sec以上も高速な512Kランダムライト性能はかなり魅力的。間違いなく最強と言えるSSDだ

 PLXTORが自信を持って激戦状態のSSD市場に投入してきたM3 Proシリーズは、間違いなく最強と言えるSSDだ。Crucial製m4シリーズやSAMSUNG製SSD 830シリーズに比べると価格は割高になっているが、買って後悔することはないと断言できる。
 とくに、搭載できるストレージが1台のノートPCや省スペースPCでは、データもSSDに保存するため、高いライト性能は非常に重要になる。このようなユーザーは、是非ともM3 Proシリーズを選んで、サクサク動作するPC環境を堪能して貰いたい。
 なお、今回は容量256GBのPX-256M3Pのみの計測だが、手ごろな価格の128GBモデルも特性は同じだと思われるのでオススメだ。

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