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大容量超高速のSDメモリーカードで幸せになる! 第3回

ネットワーク機能搭載SDカード「Eye-Fi」でベンチマーク

2012年02月22日 12時00分更新

文● 外村克也(タトラエディット)

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SDカードとしての速度も気になるところ

 次に、カードの転送速度を計測してみた。「CrystalDiskMark 3.01 x64」においての計測値は同じクラス6のTranscend製メモリーカードに比べると、大きな差が開いた。

 4Kのランダムアクセスは読み込み、書き込みともにTranscendを大きく上回るものの、写真転送で肝心なシーケンシャルアクセスについてはおおよそ半分程度のパフォーマンスしか出ていない。クラス6の最低保障速度はクリアしているものの、PCに接続して読み込むには心もとない速度だ。

「CrystalDiskMark 3.01 x64」で計測した

 念のため、11n環境での転送速度はどうかと、RAW画像10枚(141MB)をPCへ転送する際にかかる時間を計ってみた。結果はUSBに比べて、Wi-Fiは10倍以上の時間を要してしまった。とはいえ、本製品のいちばんのウリとしている部分はこうした転送速度ではなく利便性であるため、この結果は仕方がないだろう。

 上のグラフは、NEX-3Dで撮影した10枚のRAW画像(計141MB)をPCに転送する際にかかる時間を調べたもの。上は11n環境下でのWi-Fi転送。下の2つはUSB経由での転送で検証した。

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