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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第2回

カスタム化と「Power Media Dock」で格段に高性能化するVAIO Z

2012年02月21日 21時00分更新

文● 高橋量

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性能が格段に向上する「Power Media Dock」

 VAIO Zのもっともユニークな点は、外付けのドッキングステーション「Power Media Dock」で本体の性能を向上させられる点だ。一見すると単なる外付け光学式ドライブのように見えるが、実はこの小さなボディーにさまざまな機能が詰め込まれているのだ。

VAIO Zに付属する「Power Media Dock」。スリムタイプの外付け光学式ドライブのような外観だ

 Power Media Dockは、VAIO Z本体の左側面にあるドッキングステーション/USB コネクターに接続する。このとき本体の電源コネクターにも端子が挿入されるが、Power Media Dock側のACアダプターからVAIO Z本体に対しても電源が供給されるので問題はない。Power Media Dockを取り外す場合は、コネクター部分にあるボタンを押してから外せばよい。

VAIO ZとPower Media Dockを接続した状態。本体の電源はPower Media Dock側から供給される

 Power Media Dockは光学式ドライブと外付けGPUを搭載しているほか、さまざまなインターフェースも用意している。外付け機器用にはUSB 3.0端子とUSB 2.0端子×2、映像出力用にはアナログRGB端子とHDMI端子、さらに有線LAN端子も用意されている。一部VAIO Z本体と同じ端子も含めれているが、Power Media Dock側に常時接続していれば、持ち歩く際はドッキングステーションコネクターだけを取り外せばいいので便利だ。

Power Media Dock前面には、スロットイン形式の光学式ドライブを配置。ここでもヘキサシェルを意識した六角形のモチーフが使われている

Power Media Dock背面。左からUSB 2.0端子×1、USB 3.0端子×1、有線LAN端子、HDMI端子、アナログRGB端子、電源コネクターと並ぶ

左側面には端子類は一切用意されていない

右側面にはカバー付きのUSB 2.0端子を用意

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