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占有環境のプライベートクラウド「Savvis Symphony Dedicated」など

サヴィス、クラウド運用のアウトソース「Savvis Symphony」

2012年02月21日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 2月20日、サヴィス・コミュニケーションズはエンタープライズ向けのクラウドサービス「Savvis Symphony」の国内提供の開始を発表した。

 サヴィス・コミュニケーションズは、米国第3位の通信事業者センチュリーリンク(CenturyLink)の子会社サヴィス(Savvis, Inc.)の日本法人。企業に特化したITインフラのアウトソーシング事業グローバルで提供している。今回発表のSavvis Symphonyは、企業のクラウド環境をホスティングするもので、国内提供のサービスには同社の東京データセンターが使われる。同社によれば、グローバルに展開するクラウドサービスを採用することで、市場投入期間の短縮や市場機会への迅速な対応、従来型のITシステムからクラウドへの柔軟な移行など、さまざまな形で企業は自社の俊敏性と競争力を高めることが可能だという。

Savvis Symphonyの主要機能。Symphony VPDCは1時間以内にデータセンター構成が可能という「VPDC(Virtual Private Data Center)」サービスで、今後提供予定

 本サービスは、共有サーバーを使ったパブリッククラウドを構築する「Savvis Symphony Open」、占有環境のプライベートクラウド「Savvis Symphony Dedicated」の2種類を用意。Savvis Symphony Dedicatedでは、インフラのカスタマイズが可能で、コンポーネントとソリューションレベルでSLAを用意する。

 Savvis Symphonyの価格は、Symphony Openで小規模ECサイト構築・運用代行を行なった場合、OSと監視込みの最小構成価格が初期費用19万8400円、月額費用9万4303円。これにサーバーアプリケーションが加わった場合で初期費用18万7552円、月額費用17万5931円などとなる。

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