このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

無線LAN対応でスマホ連携がすごい! スマートVIERA&DIGA

2012年02月15日 17時29分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
無線LAN対応の「スマートDIGA」は上の3機種となる

無線LAN対応の「スマートDIGA」は上の3機種となる

 今月7日に突如発表された、パナソニックの「スマートVIERA」と「スマートDIGA」。今回記者向けの説明会が開催されたので、その模様をお伝えする。

55V型という大型の液晶テレビ「DT5」シリーズ。同社はこれまで「42V型以上はプラズマテレビ」という方針だったが、これまで液晶テレビを使っていた人は買い換えの際も液晶を選ぶ、という傾向を考慮し、今回大画面液晶モデルの投入に踏み切った

55V型という大型の液晶テレビ「DT5」シリーズ。同社はこれまで「42V型以上はプラズマテレビ」という方針だったが、これまで液晶テレビを使っていた人は買い換えの際も液晶を選ぶ、という傾向を考慮し、今回大画面液晶モデルの投入に踏み切った

液晶テレビということで比較的薄いわけだが、それが“スマート”の本当の意味ではない

液晶テレビということで比較的薄いわけだが、それが“スマート”の本当の意味ではない

 簡単におさらいすると、スマートVIERAはプラズマテレビの「VT5」「GT5」と液晶テレビの「DT5」「ET5」「E5」という5シリーズ、計16機種を3月9日と4月20日の2回に分けて発売予定。

 スマートDIGAは2TB HDD内蔵の最上位機種「DMR-BZT920」を筆頭に、1TB HDD内蔵の「DMR-BZT820」、500GB HDD内蔵の「DMR-BZT720」という3機種を2月20日に発売する。

VIERAにおける“スマート”の定義

 まず“スマート”の意味だが、本体が薄いということではなく、無線LANを内蔵、もしくは無線LANアダプターの装着で対応することで、ネットワーク機能を活用し、映像コンテンツや情報コンテンツをスマートに閲覧できることを表わしている。

 その上で、スマートVIERAはDLNAサーバー機能を搭載するのが特徴。DLNAクライアント機能を搭載する別のテレビやレコーダーなどに(USB HDDに録画した)番組を配信できる。

最上位機種の「VT5」

最上位機種の「VT5」

アンテナケーブルがつながっていないテレビでVT5にアクセス。「チューナー」を選べば現在放送中の番組を視聴できる

 さらに最上位機種の「VT5」シリーズは、現在放送中の番組のストリーム配信および(DTCP-IP対応の)スマートフォンへの映像配信にも対応する。

「ビエラリモート 2.0」でVT5にアクセスしたところ。「VIERA Viewer」という項目を選ぶと番組視聴ができる。ちなみになぜVT5のみスマホ対応かというと、動画の再変換(スマホサイズに変更)が必要だからとのこと

 スマートフォンについては従来の「ビエラリモート」をバージョンアップした「ビエラリモート 2.0」というアプリを2月下旬までに公開予定。従来はリモートコントロールに特化したアプリだったが、2.0ではDLNAで受信した映像の視聴も可能となる。

スマホで表示したウェブページのURLをVIERAにワンタッチで送信。そのページを大画面で表示できる。その逆(VIERA→スマホ)も可能だ

 さらに、スマホに保存された動画や静止画、音楽をVIERAスマートに送信したり、スマホまたはVIERAで表示中のウェブページのURLを相互に転送したりできる。

新しい3Dメガネ。左がアクティブシャッター方式で、右が偏光方式

 3D対応モデルについては、専用メガネが変更となっている。VT5などの上位機種は、従来の赤外線通信式のメガネからBluetooth接続式に変更。また、ミドルクラスの液晶テレビ「ET5」についてはパッシブ偏光板方式となっており、3Dメガネも電源なしで使える偏光タイプになる。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ