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WiMAXスマホ「GALAXY S II WiMAXの」カメラ機能を検証する

2012年02月16日 12時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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もはやコンデジいらずのカメラ機能

 一方のスチール(静止画)だが、リアカメラが808万画素(CMOS)とまずまずのスペック。そのうえ暗いときに必須なライト、手ぶれ補正、オートフォーカスといった撮影に役立つ機能が装備されている。最大撮影サイズは「3264×2448ドット」と大きなサイズで記録でき、内蔵ストレージも11GBほどあるので安心だが、バックアップや他のアプリのことも考えるとやはりmicroSDカードに保存したい。

 ISOは最大で800。コンパクトデジカメと比べると種類が多いワケではないが、スマホ用のカメラとしては実用性十分だ。実際、ISO800で撮影するとさすがにノイズが気になる。基本的にはオートでいいが、撮影するシーン(主に暗い場所)に合わせて変更するといいだろう。

 ここでは最大サイズ3264×2448ドットと、GALAXY S II WiMAXの解像度でもある1280×720ドットで昼と夜にそれぞれ撮影した画像を、そのまま掲載する。夜は手ぶれ防止機能とライトが非常に役立っていることがわかる。ピント合わせも素早くしてくれるので、暗すぎてなかなかシャッターが切れず撮りたいシーンを逃してしまう、ということも少なくなるだろう。

※画像サイズが大きいので、閲覧注意

3264×2448ドット

1280×720ドット

3264×2448ドット

1280×720ドット

どちらも3264×2448ドット、最大4倍のデジタルズームで撮影したもの。さすがに画像の荒さが目立つ

3264×2448ドット。モデルは編集部モリタ。ムーディーな場所でアンニュイな感じを演出

1280×720ドット

ISOは100から800まで設定できるが、普段はオートで十分

3264×2448ドット、ISO800で撮影。ノイズが出てしまうが、画像のサイズによっては鑑賞に耐えうるレベルだが、これだけ大きいと厳しい

 ほかには、シーン別の設定やさまざまなフィルターがあり、使わなくても綺麗な写真が撮れるが、使いこなせばカメラ撮影が楽しくなること間違いなし!

動画と同じく、写真を編集するアプリもプリインストールされている。「フォトエディター」を使えば、アプリ上から撮影してそのまま編集に入ることもできる

慣れている人ならマニュアルで撮影できるが、あまりカメラの知識がない初心者~中級者にはありがたいプリセット。オートで撮るのもいいけど、この機能を使えばかなり写真のデキが変わる

こちらはいわゆるフィルター。フォトエディターを使うことなく、撮影の時点で写真に加工することができる。いつもと違う写真を撮りたいときに

 大きな画面でHD画質の動画を見ることができ、綺麗な写真が撮影できる。それだけで、GALAXY S II WiMAXへ乗り換えるには十分な理由になると感じた。

「GALAXY S II WiMAX ISW11SC」の主要スペック
メーカー サムスン電子
ディスプレー 4.7型有機EL(HD SUPER AMOLED)
画面解像度 720×1280ドット
サイズ 約69×133×9.5mm
重量 約139g
CPU Samsung C210 1.4GHz(デュアルコア)
OS Android 2.3
WiMAX対応
WIN HIGH SPEED ×
国際ローミング CDMA
カメラ画素数 リア:約808万画素CMOS/イン:約207万画素
バッテリー容量 1850mAh
FeliCa ×
ワンセグ ×
赤外線 ×
防水 ×
メール(@ezweb.ne.jp)
Cメール
連続待受時間 約420時間
連続通話時間 約670分
カラバリ ノーブルブラック
発売時期 発売中

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