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スマホの機能を徹底チェック 最強スマホ&サービスはコレ! 第31回

女子スマホユーザーに必須! インカメラの性能を徹底比較

2012年02月06日 14時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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 ケータイと同様にスマートフォンでもインカメラ搭載が当たり前になってきた。しかし、スマホのインカメラは画素数が高いものもあれば、低いものもあり、性能的には結構バラバラだ。しかし最近のインカメラは画素数アップに加えて、画質の向上、アウトカメラと同じように多機能を装備するものも増えてきた。今回はインカメラだけに絞ってチェックしてみよう。

用意したのは7台のインカメラ搭載機種

 今回テストで用いるのは、NTTドコモからは「Xperia NX SO-02D」「GALAXY NEXUS SC-04D」「ARROWS X LTE F-05D」の3台。いずれもどちらかといえば、スマホマニア向けの高スペックモデルだ。

 auからは「DIGNO ISW11K」「Optimus X IS11LG」の2台。両機種とも高スペックながら、初心者にとっても使いやすさを追求したタイプ。

 ソフトバンクモバイルは「HONEY BEE 101K」。これは完全に女子中高生向けと思われる可愛さ重視のモデルだが、だからこそ彼女たちに必要とされる機能は手が抜かれていない1台だ。これにau版「iPhone 4S」も加えた。

 さて、まずは“インカメラ”のスペックだけを見てみよう。

  Xperia NX GALAXY NEXUS ARROWS X LTE DIGNO Optimus X HONEY BEE iPhone 4S
インカメラ
画素数
130万 130万 130万 32万 30万 200万 31万
(VGA)
最大撮影
サイズ
1M 1.3M 1.3M 0.3M 0.3M
(VGA)
2M 0.3M
(VGA)
動画
最大サイズ
HD HD HD HD VGA WVGA VGA
手ぶれ補正
(静止画)
× × × × ×
手ぶれ補正
(動画)
× × × × ×
ズーム
(静止画)
× × × × × ×
露出補正
(静止画)
× ×
ホワイトバランス(静止画) × ×
シーン選択
(静止画)
× × × × ×
特殊効果
(静止画)
× × ×

 画素数ではHONEY BEE 101Kがなんと200万画素である。対象ユーザーに必要だから、他のどの機種よりも高機能という意味で徹底している。撮影できる画像のサイズを考えると、SNSやブログで使うなら十分だろう。100万画素クラスならば小さくプリントしても耐えられるレベルのはずだ。動画撮影ではHD動画に対応した機種が4機種もある。

 他の機能をチェックしていくと、露出調整やホワイトバランスを用意した機種が多いし、手ぶれ補正やシーン選択まで可能。特殊効果はエフェクトなどで写真で遊べる機能だが、これも用意している機種が多い。

 もはや単に撮れればいい、というレベルではなく、明らかに「インカメラでもキレイに撮る」ことを目指しているようだ。

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