天才猫とBD少女 第3回

天才猫とBD少女

動画の編集＆保存もBlu-ray Disc™で決まり！の巻

　海辺での撮影会から、数日後。

トモちゃんが作った映像から、なんだか危ない香りが……

　「わーい、やっと完成したよーーーーーー！　カットを繋げたり音を入れたりしたから、すっごく迫力が増しちゃったあ☆」

　トモちゃんはうれしそうに、ディスクを僕に見せてくれた……でも、「迫力」って？？？

　確かに映像は初めて作ったとは思えない出来だった。広々とした青空と砂浜、僕の愛らしさがよく伝わってくる。

　だが、のんびり海辺を歩いていた僕の目がギラリと光った、次の瞬間……突然、僕は巨大化し、スカイツリー並みの大きさに。猫怪獣・かふかが、地球防衛軍を相手に大暴れする！！

ヘリコプターも一撃必殺！

　「わたしって、映画監督の才能あるかも～。もう１枚焼き増ししよっ♪♪」

　ちょ、ちょっと待ってよトモちゃん！ これってホントに君が作ったわけ!?

　「あーあ、もっと早く書き込める環境にした～～い」

　そんな何気ない言葉にもトモちゃんのスキル向上が感じられて僕は大変うれしい。だけどトモちゃん、いったい君はどうやってプロ並みのCGテクニックを身につけたんだい……。