NTTドコモとローソン、らでぃっしゅぼーやの3社は業務提携と資本提携の検討を行なうことを発表した。
らでぃっしゅぼーやは、有機野菜や無添加食品の会員制宅配サービスを展開する企業で、ドコモは3月12日までの間、らでぃっしゅぼーやの株式の公開買い付けを実施。51%以上の株式取得を目指しているが、すでに同社株式の約45%を所有するファンドから合意を得ているという。
今回の目的としては、ドコモが目指す「モバイルを核とする総合サービス企業」において、らでぃっしゅぼーやが扱う食品は新たなコマース事業を展開する上で重要な商材であり、モバイルとの親和性も高いとのこと。
なおドコモは2009年には、「ビリーズブートキャンプ」で知られるテレビ通販サービス(「ショップジャパン」「ヒルズコレクション」「エクサボディ」)を運営するオークローンマーケティングを子会社化するなど、コマース事業に力を入れている。また、ローソンとはデジタルサイネージの広告事業を展開するクロスオーシャンメディアを設立するなどしていた。
