1月30日、KDDIはコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)サービス「KDDI グローバルコンテンツアクセラレーター」を2月1日より開始すると発表した。
これは、同社のグローバルネットワークをベースに、2011年に子会社化した韓国企業「CDNetworks」のCDNサービスを日本国内の法人向けに提供するもの。世界30ヵ国・80都市以上にエッジサーバーを設置しており、インターネット関連市場の成長が著しいアジアにおいて高い競争力を持つという。また、インフラ面でインターネット事業の展開が困難な中国においても独自サーバーによるCDNサービスを提供する。
提供するのは、エンドユーザーにもっとも近いエッジサーバーからキャッシュしたコンテンツを配信する「コンテンツ・アクセラレーション」、キャッシュできない動的コンテンツのパフォーマンスを向上させる「ダイナミック・ウェブ・アクセラレーション」など。中国でのCNDサービスは、オプションメニューの「チャイナ・アクセラレーション」として提供する。
