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右京、可夢偉、電アスレース部も参加したカート大会!

2012年01月28日 20時00分更新

文● 末岡大祐/電アスレース部

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やる気みなぎる電アスレース部だったが……

 会場に着くと、すでに練習走行をしているチームがちらほら。GT500マシンのあまりの速さに、いきなりビビリまくる電アスレース部。現地で合流したYK3も「あれ、無理だよね?」と、GT500クラスに申し込んだことに穏やかな抗議。オカモトとニッシーは早くも戦意喪失している。筆者もいろいろ心配になってきていたが、ひとりテンションの高いサクマは

あのマシンが茂原のデフォルトなんだから、だったらあれで走るのが当たり前だよ! われらARTA(キリッ

と、自分の判断をしきりに正当化していた。もはや始まる前からてんでバラバラの電アスレース部(いつものことだが)。しかし、ASCII.jpのカンバンを背負って走る以上、他人様に迷惑をかけない、怪我しない、いのちだいじに、という3つの心構えを忘れてはならないのだ。

今回はかなりやる気で現着! 若者言葉でいうと「あげぽよ~」の状態である

さーて、わがチームのマシンはどこかな? とウロウロキョロキョロするスエオカ

オカモトはコースインするカートにシャッターを切りつつ、「あれ~、#13に乗ってるの、明らかにスエオカじゃないよね!?」と混乱した様子

 いよいよレースが始まる。電アスレース部のゼッケンは#13。スタートドライバーは筆者。その番号の書かれたカートへ乗り込む……はずだったが、すでに違う人が乗っていた。スタッフに「あの~、われわれのカートはどこに~?」と聞くと、「カートがトラブルで壊れてて、修復できない」とのこと。なんと!

戦う前から敗北してしまった!

 スペアのマシンも出払っていて電アスレース部は出場前にリタイアせざるを得ない状況になっていた。その結果を電アスレース部のみんなに伝えると、「まあ出なくて良かったでしょ!」とニコニコ顔のニッシー&オカモト。YK3はこのカートのために現地売店で4000円のグローブを買って戻ってきた直後に話を聞かされ、「鍋つかみにでも使うよ」と寂しそうにグローブをハメていた。

生温かい表情をしながら、現実をみんなに叩きつるけるために、チームの場所に戻る筆者

右京さんがちょうど通りがかったので、その場にいた応援団も含めて記念撮影してもらった

電車を使ってまでココに来たのは、いったいなんだったのか、と自問自答を続けるニッシー。iPhoneをもってしてもカートを修理できずに悔しがっていた(本当は走らずに済んで良かったと大喜びし、印度亭のカリーを2杯も食べていた)

 応援団にも今日走らないことを伝えねば! と電話するも「ああ、あと3分で着くよ!」との明るい即答に、「え……あぁ、そうですよね、えーと、気をつけて来てください」と言うしかなかった。続々と到着する応援団に事情を話すと、みな揃って大爆笑。めいめいが右京SDと写真を撮ったり、隣のコースでやっいるドリフトを見に行ったり、カートレースを観戦したりと、思い思いに過ごしていた。まあともあれ、他人様に迷惑をかけない、怪我しない、いのちだいじにがすべて実現できたのだから良しとしよう(歯茎から血を流しながら)。

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