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「EasyBlocks教育機関向けProxyモデル」

ぷらっとホーム、教育機関向けにOpenBlocksプロキシ発売

2012年01月30日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 1月26日、ぷらっとホームは小中高校においてインターネットへのアクセス速度を改善するProxyアプライアンス「EasyBlocks教育機関向けProxyモデル」の発売を発表した。

手のひらサイズにWebキャッシュ機能を搭載した「EasyBlocks教育機関向けProxyモデル」

 授業で生徒が同じサイトを一斉に閲覧する場合など、ICT教育の現場では、多人数の集中的なアクセスにより回線の帯域が占有され、応答遅延やアクセスエラーが生じることがあるという。この状況を改善すべく、EasyBlocks教育機関向けProxyモデルは、ProxyによるWebコンテンツのキャッシング機能を搭載する。

キャッシュによりWebアクセスを高速化する

 教育機関におけるスムーズな導入・運用に特化しており、機能や運用形態などを、教育委員会や関連SIerのニーズを徹底的にヒアリングしたうえで製品開発が行なわれているとのこと。

 ネットワークは、1000BASE-Tを2ポート搭載。運用可能規模は100端末程度で、スループットは最大30Mbpsとなる。キャッシュ領域が最大384MB、ログ領域が128MBで、どちらもメインメモリと排他利用だ。

 運用に必要な設定は専用のUSBメモリに保存しており、万が一故障などが生じても、USBメモリを代替機に挿し替えるだけで設定移行が行なえる。USBメモリをPCに接続すれば、PC単独で設定の編集を行なうことも可能。

 ハードウェアは手のひらサイズの小型サーバー「OpenBlocks」を利用しており、サイズは81(W)×133(D)×31.8(H)mm。重さは約265g。ボディは熱やホコリに強く、特殊な設備の不要な低消費電力稼働が可能。電源プラグを差し込めば起動し、抜けばシャットダウンする。思わぬプラグ抜けが起きても、プラグを挿し直せば、停止前と同じように動作を始める。こうしたことから、サーバールームがなくても、机の上や床の上・床下など、どこでも安定して稼働するという。

 EasyBlocks教育機関向けProxyモデルの価格はオープンで、本体には5年間の無料修理期間が付く。

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