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「FMS/YAMAHA IPv6VPNサービス」を2月1日より開始

大塚商会、IPv6 IPoE採用のマネージドVPN開始

2012年01月27日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 1月26日、大塚商会はルーター運用監視サービス「FMS」において、フレッツ 光ネクストユーザー向けにIPv6を使ったVPNの構築と運用管理を行なう新メニュー「FMS/YAMAHA IPv6VPNサービス」を2月1日より開始すると発表した。IPv6を使うことで、VPN通信の最適化と通信経路のバックアップ的な運用が可能だという。

IPv6を使ったVPNの構築と運用管理を代行する「FMS/YAMAHA IPv6VPNサービス」

 FMS/YAMAHA IPv6VPNサービスでは、ユーザー企業の拠点間などを結ぶVPNの構築に「IPv6 IPoE」を利用する。これにより、インターネットを経由せず、フレッツ 光ネクストの中継網(NGN)のみを使うVPNの構築が行なえる。インターネットを経由するIPv4を使った通常のインターネットVPNと比べ、効率的な通信が可能で、通信速度が高速化になるという。

 なお、IPv6 IPoEでは、VPN機器に割り当てられたIPv6アドレスが運用中に変更になることがあり、その場合、VPN機器の設定変更が必要となってしまう。この問題の解決として、アドレス変更を監視センターで検知し、リモートで機器の設定変更を行なう。変更設定が終了するまでは、冗長機能により通信を継続する。

 FMS/YAMAHA IPv6VPNサービスでは、VPN構築に使うルーターの24時間365日の稼働監視に加え、必要に応じて遠隔操作により設定変更なども代行。ルーター機器の手配、細かい設定や動作状況の確認などをすべてアウトソーシングすることで、専任の管理者がいない企業でも安心して利用できるという。

 価格は、ヤマハの「RTX1200」を利用する「FMS/YAMAHA RTX1200」が月額1万4000円、RTX810を利用する「FMS/YAMAHA RTX810」が月額6800円。

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