GA-X79-UD5
店頭想定価格:2万7000円前後(販売 CFD販売)
【CHECKPOINT】
- Bluetooth+WIFIカードが付属
Bluetooth4.0と802.11b/g/nに対応するPCI-E×1ボード「GC-WIFI」を付属。ワイヤレスLAN標準搭載の自作PCが組める。 - CPUとメモリーの電圧制御が強力
CPUとメモリーの電力供給を安定化させるために、デジタルPWMチップを合計3個搭載。オーバークロック耐性が高い。 - UEFIは2つのモードが使用できる
BIOSメニューは、初心者向きの"3Dモード"と高度な設定が可能な"アドバンス・モード"の2種類を切り替えて使える。
目的ごとの伸びしろが半端じゃない万能マザー
ハイエンドマザーは派手なゲーミングモデルが目立つが、様々な用途に使える自作機を構築するなら、「GA-X79-UD5」は最強の選択肢といえるだろう。
GA-X79-UD5は、同社のX79シリーズのうちで中位の価格帯ながら、メモリースロット8基を備えるなど、唯一の特徴が多いモデルだ。その拡張性は、同社が開発した2規格同居の無線通信カード「GC-WIFI」でさらに広がる。最新のブルートゥース4.0に準拠しており、周辺のワイヤレス機器とスムーズに連携できるほか、重いデータは11n無線LANで同期するといったスタイルが可能。電源オフ時のUSB給電機能も装備し、スマホ連携のハブとして使えるPCが構築できる。
また、電源回路の強化などに支えられた高いオーバークロック耐性や、3Wayまで対応するマルチGPU環境といった、ハイエンド用途への対応も抜かりない。とくにCPUとメモリー回りは電圧を制御するデジタルPWMチップを採用しており、「3D Powerユーティリティ」で個別に電圧や周波数、フェーズが管理可能。フェーズ数も12本と中位クラスのマザーでは多めで、サンディブリッジEの極限性能が追求できる。
また、スキルや設定の細かさによって、直感的な“3Dモード”と詳細な設定項目がズラリと並ぶ“アドバンス・モード”の両BIOS画面が選べるのも魅力。どちらもマウスとキーボードで操作できるので、不慣れでも気軽にチャレンジできるはずだ。オーバークロッカーからクリエイターまで、長い目でみて多彩な使い道を考えている人にぜひ注目してもらいたいマザーボードだ。
SPEC | |
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製品名 | GA-X79-UD5 |
フォームファクター | E-ATX(縦305×横264mm) |
チップセット | Intel X79 Express |
対応ソケット | LGA2011 |
メモリースロット | 8(最大容量64GB、クアッドチャンネル対応) |
対応メモリー | DDR3-2133/1866/1600/1333/1066 |
拡張スロット | PCI Express×16(3、うち×16動作2、×8動作1)、PCI Express×1(2)、PCI×1 |
マルチGPU | NVIDIA SLI(2~3Way)、AMD CrossFireX(2~3Way) |
サウンド | 8チャンネル(Realtek ALC898) |
LAN | ギガビットLAN×1(Intel 82579V)、IEEE802.11b/g/n(GC-WIFI) |
インターフェース | SATA3.0×6(Intel X79 Express×2、Marvell 88SE9172×4)、SATA2.0×2(Intel X79 Express)、eSATA3.0×2(Marvell 88SE9172)、USB3.0×4(背面×2、内部×2)、USB2.0×14(背面×8、内部×6)、IEEE1394a×2(背面×1、内部×1)、Bluetooth4.0ほか |
(提供:日本ギガバイト)