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痛車でラリー! メロンインテ3年目は頂点への戦い 第1回

ドライバーとマシンは続投!

2012年は王者に! メロンインテが2012年も爆走決定!

2012年01月27日 21時30分更新

文● 中村信博 写真● 中島正義、うえのふみお

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参戦マシン&選手ラインナップ

 マシンはこれまでと変わらず、ホンダDC2インテグラR。2010、2011と、2年間にわたって熟成を続けてきたノウハウをすべて投入した“最強のメロンブックスインテグラ”でシーズンを戦う。MRCのメインファクトリーである愛知のシロキヤレーシングサービスでは、現在マシンを完全に分解して徹底的なモディファイが行なわれており、遅くとも3月には新しいカラーリングとともに生まれ変わったメロンブックスインテグラをお披露目することができるはずだ。

マシンは去年までと同じインテグラ Type-R

 ドライバーは、もちろん眞貝知志選手。本人としても、今年度はチャンピオン奪取に向けての勝負の年と考えているため、今から「いちばん高いところだけを目標にする」とすこぶる戦意が高い。コドライバーについては今のところ未定だが、チームとしてはもちろん昨年と同じく田中直哉選手を強力にプッシュするつもりだ。これまで見事なリードを見せてくれた田中選手が加われば、チームは最終的勝利へとさらに一歩近づくことになるだろう。

すっかりメロン色に染まった眞貝選手がまたメロン号のステアリングを握ることに!

強力な味方がついたサポート体制

 サポート体制については、メロンブックスを筆頭として主な企業は今年も引き続き継続。これらに加えて、今年は新たに「MAD-CROC-JAPAN」、それに「T.M.WORKS」という2つの企業が名乗りを上げてくれた。

 「MAD-CROC」は、赤いワニがトレードマークのフィンランド発のエナジードリンク。ヨーロッパでは高いシェアを持つパワー飲料で、日本では昨年10月より一部地域で発売されている。エクストリームスポーツへのサポートを積極的に行なっており、モータースポーツでは小林可夢偉選手のいるザウバーF1チーム、WRCではペター・ソルベルグ選手をサポート。日本でもスノーボードやBMXといったスポーツ選手に対するサポートを行なっているが、今年はそこにメロンブックスラリーチャレンジが加わることになったのだ。

MAD-CROC

 「T.M.WORKS」は、電装品をはじめ自動車関連部品を開発・製造する企業。山梨県に本拠を構え、きわめて高性能のハーネスキットやプラグコードを製造していることでその筋では知られた存在だ。2011年SUPER GT GT300クラスのサンダーアジアをはじめ、スーパー耐久や全日本ジムカーナ選手権などでもサポート実績を持つ。T.M.WORKSの高い技術力は、必ずやメロンブックスインテグラの大きな力となってくれるに違いない。

今年の参戦イベント

 今年は全日本ラリー選手権全9戦のうち、7戦の参戦を予定している。そのイベントの詳細は以下の通りだ。

●4/6~8 全日本ラリー選手権 第1戦 (佐賀)
ツール・ド九州2011 in 唐津 路面:ターマック
公式サイト

●4/28~30 全日本ラリー選手権 第2戦 (愛媛)
久万高原ラリー2011 路面:グラベル
公式サイト

●7/20~22 全日本ラリー選手権 第5戦 (群馬)
モントレー2012 in 渋川 路面:ターマック

●8/24~26 全日本ラリー選手権 第6戦 (京都)
丹後半島ラリー2012 路面:ターマック

●9/14~16 全日本ラリー選手権 第7戦 (北海道)
RALLY HOKKAIDO 2011 路面:グラベル
公式サイト

●10/12~14 全日本ラリー選手権 第8戦 (岐阜)
MCSCラリーハイランドマスターズ2011 路面:ターマック
公式サイト

●11/2~4 全日本ラリー選手権 第9戦 (愛知)
新城ラリー2011 路面:ターマック
公式サイト

 また、上記に加えて6月1~3日に開催されるRd.3「MSCCラリー2012」(福島県棚倉町)がリザーブイベントとなり、Rd.1と2での結果如何によっては、こちらも追加で参戦することになるはずだ。

 ということで、今年度も全日本ラリー選手権を戦うことになったメロンブックスラリーチャレンジ。現在はマシンカラーリングを新たにデザイン中で、遅くとも3月にはこちらも公開することができるようになるはず。そのときを待っていてほしい!

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