高画質なIPS液晶パネルを採用するAndroid 4.0搭載タブレット「D90W」が東映無線ラジオデパート店に入荷した。メーカーは中国のICOOで、価格は1万9800円と同様の製品としては破格だ。
D90Wは10点マルチタッチ対応の静電容量式9.7型IPS液晶パネル(1024×768ドット)を採用したAndroid 4.0搭載タブレット。IPS液晶を採用しながら2万円を切る価格が特徴で、同様のモデルとしては以前紹介した「Window N90」の2万3800円をさらに割り込む形で安値を更新した格好だ。
これについて、同店ショップスタッフによると「近々モデルチェンジを予定している某大手メーカーの現行部材が流れているのではないか」とのこと。真相はどうあれ、美麗な高画質タブレットが低価格で手に入るのはうれしいところだ。
また重量は9.7型のタブレットとしてはかなり軽めの575g。一般的な8型タブレットに匹敵する軽量さで、大型ながら片手でも非常に扱いやすい端末となっている。さらに搭載OSはメーカー公式のダウングレードファームでAndroid 2.3にダウングレード可能。スタッフいわく「まだまだアプリの互換性などに問題が残る」とされる最新のAndroid 4.0を避けて従来のバージョンを使用できるため、初心者にも使いやすそうである。
主なスペックとして、CPUにAllwinner A10 Cortex-A8 1GHzを採用し、1GB(DDR3)のメインメモリーと、ストレージ用に16GBのフラッシュメモリーを搭載する。外部ストレージとしては最大32GBのmicroSDカードに対応する。
本体サイズは幅243×奥行き190×高さ12.6mmで、重量は約575g。IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応し、フロントに130万画素、リアに200万画素のカメラを搭載する。東映無線ラジオデパート店にて販売中だ。