デュアルが3組もあるんです!
魅力はブランドだけではない。CPUは1GHzのデュアルコアで、ホーム画面のスクロールからアプリの起動まで、あらゆる動作がとてもキビキビとしている。理由は、国内スマホ初の「トリプルデュアル」にある。トリプルデュアルとは、CPUコア/メモリー/チャンネルの3種類をそれぞれ2個ずつ搭載している状態を指している。
一般的なデュアルコアのスマホは、チャンネルとメモリーを1個ずつしか搭載せず、データ転送効率があまりよくない。一方、PRADA phoneはコア/チャンネル/メモリーを2個ずつ搭載しているのでより効率よくデータを転送できるのだ。
CPU性能を「AnTuTu Benchmark」で計測したところ、実際非常に高い成績を叩き出した。CPU性能はワンランク上のスマホ以上と言っても過言ではない。
スマホならではの機能も
Wi-Fiテザリングに対応し、PRADA phoneをモバイルルーターのように活用できるのはドコモ スマートフォンならではのメリット。Wi-FiテザリングならPCやタブレットなど最大8台の機器で同時にインターネットを利用できる。
Wi-Fiテザリングの同時接続台数は高機能機種なら8台、機能を絞った機種なら5台というのが一般的だ。PRADA phoneはデザイン性重視の「docomo with series」に属するが、Wi-Fiテザリングの同時接続台数は先進性重視の「docomo NEXT series」と同等。デザインと機能を兼ね備えた「才色兼備」な端末と言える。
フィーチャーフォンからスムーズに乗り換えられそう
PRADA phoneのベースはグローバルモデルだが、国内向けにアレンジされ、ワンセグやFeliCaを利用できるのもポイントだ。