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au 2012年春モデル発表会 ロゴまで変えたauの本気を見た 第8回

【フォトレポ】驚きいっぱいのau春スマホにガッツリ触った

2012年01月16日 22時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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薄くて、頑丈でユニークなスマホ
「MOTOROLA RAZR IS12M」

 モトローラ製スマホのリリースは冬モデルの「MOTOROLA PHOTON ISW11M」に続き2機種目。RAZR(レーザー)の名前が示すとおり、最薄部7.1mmと薄く、127gと軽い。ボディは防弾チョッキなどにも使われるカーボンファイバーと、金属を何層にも重ねた素材でできており、耐衝撃をうたっているわけではないが非常に頑丈。成人男性が思い切りねじってもビクともしなかった。また、4.3型スーパー有機ディスプレーにはGorillaガラスが使われ、キズがつきにくい。

背面の模様付きの部分がカーボンファイバーが用いられている部分

 春モデルの中ではINFOBAR C01やXperia acro HDと同じく、サイズの小さなmicroSIMカードを採用する。また、Xperia acro HDと同様にバッテリーは着脱不可。説明員によると、RAZRの表面は全体に撥水加工がしてあり、水はねに強く、汚れも付着しにくい。なお春モデルの中ではOptimus X IS11LGと同様ストラップ穴がないので要注意。

側面にSIMカードスロットが用意されている

 新機能「スマートアクション」がユニークで便利だ。「こんなときはこうする」というように事前に条件と操作を設定することで、節電や不在着信時のSMS自動返信などが可能になる。ユーザーの使いかたをRAZRが分析し、「もっとこう設定したほうがいいですよ」と提案もしてくれる。時が経つほど自分の使いかたになじんでくるのが賢い。

 もう1つ便利なのが「MotoCast」。PCまたはMacに専用アプリをインストールすることで、パソコンをメディアサーバーにし、無線LANや3G回線経由でパソコン上の画像や動画、音楽、文書を視聴/閲覧できる。

 MotoCastそのもののアプリはなく、対応アプリのメニューから機能を呼び出す。対応アプリは「ギャラリー」「音楽」「ファイル」の3本。対応アプリかどうかは、ホーム画面のアイコン右上にある赤いマークで識別できる。

スマートアクションは自宅、深夜といった具合に特定の状況であらかじめ用意した設定項目を自動適用してくれるツールだ。MotoCastはパソコン内のデータを無線LAN経由で再生できるようにする

 Photonと同じく「Webtop」も利用できる。これはオプションの「HDステーション」を外部モニターにHDMI接続し、そこにRAZRをセットすると起動するもので、スマホをパソコンであるかのようにFirefoxなどのアプリを利用できる。外部モニターにはRAZRの画面も表示するので、ウェブ閲覧中に電話がかかってきた場合でもRAZRに触れずに通話できる。

Photonでも人気だったオプションのHDステーションは本機でも販売される予定だ

 展示会場にはカーナビに便利そうなRAZR専用アームも展示されていた。吸盤でクルマのダッシュボードなどに固定し、RAZRをセットするとメインメニューを自動的に表示してくれる。残念ながら国内での発売は今のところ未定とのこと。

自動車内に固定するためのオプションも展示されていた


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