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au 2012年春モデル発表会 ロゴまで変えたauの本気を見た 第8回

【フォトレポ】驚きいっぱいのau春スマホにガッツリ触った

2012年01月16日 22時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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auにもやってきた“GALAXY” 今回唯一のWiMAX入り
「GALAXY S II WiMAX ISW11SC」

 ついにGALAXYがauからも登場した。すでに韓国などでリリース済の「GALAXY S II HD LTE」がベースで、FeliCa/ワンセグ/赤外線通信は非搭載だがストラップ穴はある。春モデルで唯一のWiMAX/テザリング対応モデルだ。

今回発表された5モデルはいずれも魅力的だが、WiMAX入りは本機だけ

 WiMAXとテザリングのオンオフはステータスバーから切り替えられる。auロゴマークが春モデルから一新。OS起動画面に表示されるロゴマークも今は亡き(?)「Android au」から新ロゴ「au」に変わった。

 ディスプレイは4.7型(720×1280ドット)のスーパー有機ELでiPhone 4Sの約2倍の情報量を表示できる。1.4GHz動作のデュアルコアは総じてキビキビ動くが、展示機のブラウザーはズームが少々ぎこちない。市販機の完成度に期待だ。

ステータスバーからWiMAXのオンオフが可能。右写真はiPhone 4との比較。4.7型で720×1280ドットのディスプレーは情報量がたっぷり

 バッテリーは国内端末2位タイの1850mAhと大容量。着脱も可能だ。「NFC」のチップは背面カバー中央部に搭載する。なお「緊急速報メール」は他の春モデルと同様に、地震速報に加え災害情報にも対応する。

 auは国内キャリアで初めてNFC向けサービスを提供する。1月17日から銀座の街頭に設置される東京ユビキタス計画の「ucode」にかざして周辺情報を入手できるほか、今夏以降、電子航空券や電子マネーとして利用できる見込みだ。

バッテリー容量は1850mAh。おサイフケータイとしては使えないがNFCも搭載する

 NFCは、端末同士をかざすことで赤外線のように利用することも可能。「NFCTagReader」という標準搭載アプリで送受信できるのは連絡先やURL、画像や位置情報など11種類。悪用されないようNFC機能をロックもできる。

本機同士でNFCを利用してデータを転送するには、あらかじめ専用アプリを起動しておく必要がある

 オブションの充電スタンドは1000円台後半で発売予定とのこと。縦横どちら向きでも利用できる。音声出力端子を搭載するほか、本体から出る音を反響させ、増幅する構造をしており、音楽や映像を視聴する際にあると便利だ。

純正のホルダーも用意されている

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