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International CES 2012特集 第12回

CESで見た、日本発売が待ち遠しい最新Ultrabook&ノート

2012年01月17日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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ソニーとレノボは大胆なコンセプトマシンを披露

 ソニーブースでは、待望のVAIO初のUltrabook正式発表……はなかったが、製品化も近そうなものから、大胆なデザインのコンセプトモデルまで、興味深い出展物が見られた(関連記事)。

13インチ級のUltrabookのコンセプトモデルだが、かなり製品に近いようだ。見た目は現行製品の「VAIO S」シリーズに似ているが、側面に光学ドライブがないといった違いがある

ガラスケース内で展示されていたコンセプトモデル。10~11インチ級のサイズで、ディスプレー部分がスライドしてキーボード上にぴったり重なり、タブレットスタイルになる

キーボードの側面に、ディスプレーのヒンジ部分がスライドする溝がある。この構造でキーボード側とディスプレーの接続はどうするのだろうか? USBポートらしい穴もあり、キーボード側の厚みは1cm程度のようだ

こちらはディスプレーのタブレット部分とキーボードが完全に分離したコンセプトモデル。キーボードとはBluetoothかなにかで接続することを想定しているのだろうか? ディスプレー側の丸みを帯びたデザインは目新しい

 レノボのコンセプトモデルは「IdeaPad YOGA」。2重ヒンジで接続されたタッチパネルディスプレー部分が、キーボード裏側に回り込んでタブレットスタイルになるという、独創的な製品だ。しかも単にタブレットになるだけでなく、2重ヒンジの柔軟性をいかして逆V字形のスタンド風や、フォトフレーム風の置き方も可能という。Windows 8のタイミングに合わせて開発されているので、実際に製品化されるのはしばらく先になるだろうが、こちらも登場が楽しみだ。

ノート型からタブレット型に変形するUltrabookのコンセプトモデル「YOGA」。変形ノートはWindows 8の流行になるのだろうか?

2重ヒンジの柔軟な構造を生かして、ディスプレーと本体の位置関係も自由度が高い。逆V字のスタンド風(左)やフォトフレーム風の置き方もできる

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