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情報管理・統合、通信制御、情報収集・検知、情報分析の4サービス

富士通、ビッグデータ活用クラウド「データ活用基盤サービス」

2012年01月17日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 1月16日、富士通は、ビッグデータを利活用するための基盤をクラウドサービスとして提供する「データ活用基盤サービス」の提供を発表した。大量のセンシングデータを収集、蓄積、統合し、知恵を組み合わせて、リアルタイム処理やバッチ処理による将来予測などを行なうクラウドサービス。「情報管理・統合サービス」、「通信制御サービス」、「情報収集・検知サービス」、「情報分析サービス」の4サービスが提供予定だ。

4サービスよりなる「データ活用基盤サービス」

 富士通では、ビッグデータを活用し、企業や地球が抱える課題の解決や新たな価値の創出、豊かな社会を実現する「コンバージェンスサービス」を推進しており、データ活用基盤サービスはその中核となるものだという。

コンバージェンスサービスとは

 データ活用基盤サービスの特徴の1つは、すべての技術を統合したトータルサービスである点。複合イベント処理(CEP:Complex Event Processing)、並列分散処理など、ビッグデータの利活用に必要な技術がクラウド上に統合されたプラットフォームを、サービスとして提供する。さらに、さまざまなセンサーから収集されたデータや業務トランザクションログ、テキストデータ、バイナリストリームなど、多種多様な大量データをさまざまな目的で融合できるため、新しい価値の創出に貢献するとしている。

4サービスの内容

 4サービスのうち、情報管理・統合サービスは利用が必須となる中核サービスで、残る3サービスはオプション提供となる。また、全サービスとも価格は個別見積もりで、提供時期は即日だという。

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