プログラマブルボタンとプロファイル関連以外に目を向けると、内部の重りを増減して適切な重さに調整する機能や、パームレストの前後位置や高さを変更したり、パームレストパーツを交換するといった、ユーザーの手に合わせて馴染むように変更する機能を搭載。長時間操作し続けても疲れない、自分だけのマウスに構成できる。なんと本体右側には、小指を乗せるための小皿状パーツまでつけられるという凝りようだ。
また、ベースとなったR.A.T 7にはない機能として、親指で操作する位置に4方向+クリックの5コマンドが割り当て可能な小型スティック「5Dボタン」を装備。ジョイスティックのハットスイッチ的な使い方もできる。
読み取り方式はレーザーで、読み取り精度は25~6400dpi(25dpi刻み)という細かい調整が可能。dpiは本体裏面のホールを回して調整できる。
そのほかにも、ゲーミングマウスとしては珍しいことに、WindowsだけでなくMac OSにも対応している。対応OSはWindows 7/Vista/XPとMac OS X 10.6.6以上。米国ではまもなく発売の予定だが、価格は現時点では未定。また、日本での発売も未定とのことだが、ぜひ発売していただきたいものだ。

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