内蔵GPSで地図アプリの使い勝手もアップ
インドアだけでなく、出先でも活躍できるシチュエーションは多い。ゼンリンの「いつもナビ」は、オフラインでも使える地図アプリだ。
じつはまだ標準アプリではなく、評価中という扱いなのだが(2012年1月上旬現在)、利便性に優れた地図アプリであることは間違いなさそうだ。
Mangrove 7に内蔵されたGPSを使って現在位置を検出し、周囲の施設などを調べられる。車での移動に使うことも考えられており、ルート検索の機能も備えている。
このGPSは、カメラの撮影時にも利用可能だ。旅先でいろいろなところを回って撮影する際にオンにしておき、帰ってから画像を「Flickr」などのサイトにアップすれば、どこで撮ったものかを地図上で確認できる。
インドアでのAV、アウトドアでのナビ&カメラという観点でMangrove 7の特徴を駆け足で見てきたが、もちろんAndroidタブレットで一番使われるであろうウェブブラウズも快適にこなしてくれる。Mangrove 7を手掛けているCamangiは台湾のメーカーだが、きちんと日本語フォントの「ダイナフォント」を使ってきれいに文字を表示してくれる。
パソコンはちょっと大きくてオーバースペックだけど、スマートフォンだと性能も画面サイズも物足りない──。Mangrove 7はそんなシチュエーションにぴたりとハマって、八面六臂の活躍をしてくれる。Androidタブレットの購入を検討しているなら、ぜひともチェックしてみてほしい。
Mangrove 7 | |
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OS | Android 3.2 |
CPU | NVIDIA Tegra T20 Dual-core(1GHz) |
メモリー | 1GB |
内蔵ストレージ | 8GB |
液晶ディスプレー | 7インチ(1024×600ドット) |
カメラ | 500万画素(背面/LEDフラッシュ付/デジタル8倍ズーム)、200万画素(正面) |
ラジオ | FMラジオ |
インターフェース | USB 2.0、マイクロHDMI(1080P フルハイビジョン対応)、マイクロSDカード、ヘッドホン |
音声 | ステレオスピーカー、マイク |
無線 | GPS/AGPS、IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 2.1+EDR |
センサー | 加速度センサー、ジャイロセンサー、E-コンパス、照度センサー |
バッテリー | 3200mAh |
耐環境性能 | 動作保証温度:-15~55度、保存温度:-20~70度、動作保証湿度:10~90%、保存湿度:5~95% |
本体サイズ | 幅122×高さ195×奥行き11.92mm |
重量 | 380g |
価格 | 4万4800円 |