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“買ってすぐに使える”Androidタブレットがついに登場

防水&DLNA対応の“実用”タブレット、富士通「ARROWS Tab Wi-Fi」 (3/5)

2012年01月17日 11時00分更新

文● 日高 彰

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パスワード入力の手間から解放される
「指紋センサー」

 LTE版とARROWS Tab Wi-Fiで明確に異なるのが、背面に設けられている指紋センサーだ。ウェブブラウザーと連動しており、指紋センサー上で指をスライドさせることで、各種ウェブサービスのログインID/パスワードを自動入力できる。もちろん、指紋センサーはスリープ状態などからの画面ロックの解除にも利用可能だ。

背面側。写真中央上部にあるのが電源キーで、その右隣は音量ボタン。電源キーの下側は背面カメラ(510万画素)。写真中央下部は充電用端子で、卓上ホルダーにセットした際に利用される。指紋センサーは、写真右側中央付近にある

指紋センサーを拡大したもの。左右どちらかの手でARROWS Tab Wi-Fiを持った際に、指先が届くあたりに配置されている

 ARROWS Tab Wi-Fiは、日本語入力システムとしてATOKを標準で搭載し、富士通独自の手書き文字認識エンジンを採用するなど、Androidタブレットの中では文字入力操作について配慮された機種であることは間違いなく、その点も高く評価できる。ただ、それでもハードウェアキーボードに比べるとどうしても入力効率は落ちるのはやむを得ない。今回、ARROWS Tab Wi-Fiで指紋センサーが採用されたことで、たとえばウェブブラウザーにパスワードを記憶させるといったセキュリティー低下のリスクを負わずとも、パスワード入力の手間から解放されるのはありがたい。

日本語入力システムにATOKを標準搭載。PCでおなじみのQWERTY配列のソフトウェアキーボード以外にも、手書き文字入力が可能だ。富士通独自の手書き文字認識エンジンを採用しており、文章を入力しやすい

 そのほか、LTE版はストレージ領域の内蔵フラッシュメモリーが16GBだったが、ARROWS Tab Wi-Fiでは16GBモデルに加えて32GBモデルが用意されている。家庭の無線LANに接続されていればPCやHDDレコーダーなどからネットワーク経由でコンテンツを再生できるので、自宅から一切持ち出さないのであればたいていのユーザーは16GBモデルでも事は足りると考えられる。また、例えば旅行で電車や飛行機に乗るときなど、長時間の動画コンテンツを楽しみたい場合は大容量の32GBモデルを検討するといいだろう。

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